石連会長:原油価格は20-25ドル、20ドル以上はプレミアム発生

石油連盟の岡部敬一郎会長(コスモ石 油会長兼社長)は17日午後の定例記者会で、4-6月の原油相場の見通しに関 し「(バスケット価格で)1バレル当たり20ドルから25ドルの範囲内で、でき るだけ20ドルに近い水準が望ましい」と述べた。さらに、20ドルを上回る水準 は「(有力産油国である)ベネズエラとイラク情勢の影響」とし、プレミアム(価 格上乗せ分)が発生しているとの見方を示した。

石油輸出国機構(OPEC)が指標とするバスケット価格(7油種平均) は、イラクによる原油輸出停止やパレスチナ情勢の緊迫化などの影響を受け大 きく変動している。

一方、国内の末端市況については「大型連休前に(ガソリンの)値上げ気 運が出てきていることは(石油元売り会社の収益改善につながり)業界にとっ ては良いこと」(岡部会長)と述べた。

岡部会長の続投が決定

岡部会長は次期会長人事に関し、正式に再任されたことを明らかにした。 今回の再任で岡部会長は3期目となる。また、副会長には出光昭氏(出光興産 社長)、渡文明氏(日石三菱社長)が選任、新美春之氏(昭和シェル石油会長) も再任された。

岡部会長は再任の抱負について「(ガソリンにかかる)二重課税といった不 合理、不公平なものを何としても解決したい」とし、適切な税制度を求めてい くことを強調した。

東京 浅野 文重 Fumishige Asano --* 03-3201-7137 fasano@Bloomberg.net   Editor:Abe

参考画面:NY原油価格のチャート:CLA <Cmdty>GP

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