自動車が堅調、日産自が4連騰、GMの業績予想上方修正など受け(3)

自動車株が堅調展開。特に日産自は前 日比43円(4.65%)高の967円で午前の取引を終え、4連騰となった。米国で 16日、ゼネラル・モーターズ(GM)が北米の自動車販売が好調なため、通期 業績予想を上方修正したことにより、北米での自動車販売への依存度が高まっ ている日本の各メーカーにもいい影響があると好感された。

また、日産自は、米国でセダン「アルティマ」と「セントラ」2車種の価 格を4月5日からそれぞれ約200ドル値上げした。同車種に対する米国での人 気が高いため、値上げしても需要が落ちないと強気の姿勢をみせている。日産 自の米国での市場シェアは、「アルティマ」の好調な販売で、3月に前年同月比

0.7%増の5%となった。新型アルティマは1月に2001年の北米地域「カー・ オブ・ザ・イヤー」賞に選出されている。

日産自は、午前の出来高が2374万4000株と東証1部でトップ、売買金額 も同様にトップとなった。

このほか、ホンダの午前終値が同60円(1.10%)高の5520円、マツダが 同17円(4.80%)高の371円と続伸。マツダは午前の出来高が東証1部で第3 位だった。

東京三菱投信投資顧問、運用部長の稲村良夫氏は「日本の自動車メーカー の株は、北米に広く事業展開しているため、米国市場との関係が強い」と指摘 した。

また、マツダについて丸三証券の入沢健アナリストは「マツダは、今年は 新型車の投入がたくさんあり、それで収益を稼ぐ、という計画だが、昨日も『M PV』の発表で新エンジンの説明などもあり、新型車で稼ぐシナリオが崩れて いないということが確認された」と語った。

東京 室谷 哲毅 Tetsuki Murotani

井上 加恵 Kae Inoue

翻訳・藤田比呂子 Hiroko Fujita --* (03) 3201-8960 tmurotani@bloomberg.net Editor:Hinoki

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