Jエナジーや帝石が上昇:イラク原油輸出停止-原油価格高騰の影響で

東京 4月9日(ブルームバーグ):石油元売り大手のジャパンエナジー(J エナジー)が前日比5円(2.69%)高の191円で、出来高も東証1部で2位と なっている。また、帝国石油が前日比8円(1.43%)高の569円など石油関連 の資源株が上昇している。

イラクがイスラエル軍のパレスチナ自治区への侵攻に抗議し、原油輸出を 停止すると発表したことをきっかけに、原油価格が高騰。このため、石油開発 を手掛けるJエナジーや帝国石油などの石油株が上昇している。

コスモ証券の佐藤博商品部長は「原油価格の高騰により、石油開発の権益 を持つ帝国石油や日石三菱などに買い注文が膨らんでいる」と指摘。さらに、 佐藤部長は「原油価格の上昇は短期的にみると、在庫価格の上昇につながりプ ラス要因となる」と株価上昇の理由を分析する。ただ、「長期的には原油価格の 上昇分を価格転嫁でできるかどうがポイントとなる」(同氏)としている。

イラクのサダム・フセイン大統領は8日、国営テレビで演説し、イスラエ ル軍のパレスチナ自治区の侵攻に抗議し、トルコへの原油輸出を停止する考え を明らかにした。イラクはイスラエル軍のパレスチナ自治区からの撤退を求め ており、原油輸出停止期間は同日午後から30日間、またはイスラエル軍の同地 区からの撤退するまでの実施する。

このほか、石油元売り会社では、日石三菱が前日比3円(0.66%)高の611 円、アラビア石油が同11円(1.47%)高の760円、昭和シェル石油が同15円 (1.91%)高の801円など。

東京 浅野 文重 Fumishige Asano --* 03-3201-7137 fasano@Bloomberg.net Editor:Abe

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