日本株【個別銘柄】:NTT、三菱東京、住友信、三井造、松下電工

4日の日本株市場で動きが注目される銘 柄は次の通り。

NTT(9432):4日付の朝日新聞によると、2002年3月期の連結純損益は 約9000億円の赤字となる見通しで、子会社の海外投資に伴う損失処理などで2 兆円超の特別損失を計上する。4日に発表予定。

三菱東京フィナンシャル・グループ(8306):4日付の日本経済新聞は、2002 年3月期連結最終損益が、従来予想の200億円の黒字を確保できず、千数百億 円の赤字に転落すると報じた。不良債権の処理に伴う損失が従来見込みの4800 億円から、6000億円超に拡大したためという。

住友信託銀行(8403):4日付の日本経済新聞は、2002年3月期連結純損益 が、従来予想の220億円の黒字から一転、数百億円の赤字になる見込みだと報 じた。週内にも業績見込みの下方修正を発表する見通し。通期の不良債権処理 損失が融資先の業績悪化で1000億円程度に膨らんだもよう。従来は800億円と 見込んでいた。銀行株を中心とする持ち合い株式の評価損も響く。

三井造船(7003):4日付の日本経済新聞によると、2002年3月期の連結経 常利益は52%増の135億円となる見通し。従来予想は90億円だった。造船部門 の好調に加え、円安も寄与するという。

松下電工(6991):2002年度第1四半期(2001年12月-2002年2月)の連 結純利益が前年同期の約30分の1に落ち込んだ。IT(情報技術)不況や住宅 市場の低迷で、関連事業の赤字転落が響く。連結純利益は3億6800万円と前年 同期比96.4%の減益。2002年度(2001年12月-2002年11月)の業績予想も、 連結純利益で190億円と、今年1月9日時点の従来予想270億円から引き下げ た。前期比ではほぼ横ばい。

ミツミ(6767):4日付の日本経済新聞によると、2003年3月期は前期推定 比25%増の50億円前後になるもよう。年明け以降、電子部品受注が上向き、増 収効果と合理化効果が寄与する。

コマツ(6301):4日付の日本経済新聞は、欧米向け建設機械のキャビン(運 転室)をボルボグループに生産委託する、と伝えた。約2割の原価低減を見込 み、駆動系部品の共同開発や相互供給にも拡大する。

三井不動産(8801):2002年3月期の連結純利益が当初予想を35.5%下回 る245億円になったもようと発表。屋内人工スキー場ザウスの閉館、連結子会 社三井ホームの業績悪化に、保有株式の価格下落による特別損失の170億円が 加わり、特別利益を差し引いた損失額が合計で320億円に達するのが響く。

日立製作所(6501):4日付の日本経済新聞は、日本IBMと日立がパソコ ンのリサイクル事業で提携すると報じた。引き取り料金を3分の2に引き下げ、 富士通、NECなどの上位に対抗する。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

日立製作所 6501 JP <Equity>CN

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