米FCC:ベライゾンなどに28億ドル返金-電波帯域入札の前納金

米連邦通信委員会(FCC) は28日、米最大の携帯電話サービス会社ベライゾン・ワイヤレスをはじめとす る通信各社に対し、1年前の電波帯域入札時に各社が支払った前納金の一部の 28億ドル(約3700億円)を返金する考えを表明した。破たんしたネクストウェ ーブ・ワイヤレスが権利を持つ電波帯域をFCCが競売した際に、落札の証拠 金として支払ったものだ。この競売の正当性が法廷で争われているなかでFC Cは27日、返金の意図を示した。

FCCは、2001年に行われた競売の際に各社が支払った前納金の85%を返 金する。15%については保持する。FCCはネクストウェーブとの訴訟で、ネ クストウェーブの権利を認め競売を無効とした控訴審の判決を不服として上告 している。

FCCの競売に参加した通信各社は、FCCとネクストウェーブとの和解 交渉が決裂したのを受けて、FCCに対し前納金の返還を求めていた。

チャールズ・シュワブのアナリスト、グレンチャー氏は、「これで通信会社 は、長期間にわたって凍結されていた資金をほかの投資に振り向けられる」と 指摘している。

ベライゾンの株価は27日、41セント(0.9%)安の45.55ドルで取引を終 えたが、通常取引終了後にFCCの決定が発表されると47.75ドルまで上昇し た。

サンフランシスコ Katherine Reynolds、 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita、 --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Kakuta

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