米ペインウェバーのエンロン株投資判断は詐欺行為-投資家が提訴

スイスの 銀行最大手UBS傘下の米証券会社UBSペインウェバーが米エンロンの株式 に「操作的かつ詐欺的な」投資判断をしていたとして、投資家2人が26日、ヒ ューストン連邦地裁に提訴した。

原告はエンロン株主のラムキン氏とシュエット氏で、訴状でペインウェバ ーは「2001年3月あるいはそれ以前から2001年11月にかけて」エンロン株に ついて詐欺的な投資判断をしたと主張。両氏は他のエンロン株主に対し、集団 訴訟を呼び掛けている。

米証券アナリストは、2000年と2001年の米株価下落局面で、投資家にほと んど売りを勧めなかった。規制当局者の間では、アナリストが所属会社の業務 を考慮して、顧客企業に有利な判断をしているのではないかとの疑惑も浮上し ている。

実際、UBSのエンロン担当アナリスト、バローン氏を含め、多くのアナ リストは昨年11月にかけてエンロン株の投資判断を「買い」としてきた。バロ ーン氏はエンロンが破たんする4日前の11月28日になって、「強い買い推奨」 を「ホールド」に引き下げた。バローン氏からのコメントは得られていない。

ペインウェバーの広報担当マローン氏は、「この訴訟には何のメリットもな い。UBSペインウェバーは、積極的に容疑を晴らすつもりだ」とコメントし た。

ニューヨーク  Christopher Mumma、 東京 田渕 実穂 Miho Tabuchi、 --*(03)3201-8473 mtabuchi@bloomberg.net   Editor:Kakuta

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