2月の小売売上高:スーパーは39カ月、百貨店は3カ月連続のマイナス

日本チェーンストア協会と日本百貨店 協会は25日、全国スーパーと全国百貨店の2002年2月の売上高を発表した。 それによると、スーパーは39カ月連続、百貨店は3カ月連続で前年実績を下回 った。

スーパー売上高は前年同月比4.8%減と低迷。暖冬を受けて来店客数は前年 並みを確保したものの単価下落が響いた。主力の衣料品部門は同9.1%減と大幅 な落ち込みとなり、12月の6.9%減、1月の6.4%から一段と悪化した。冬物の 処分売りセールが低調だった。一方、売り上げ構成比は小さいものの、旅行関 連やチケット販売などは好調に推移、サービス部門のみが前年比プラスを確保 した。

百貨店は「一進一退が継続している」(日本百貨店協会の菊池慎二・調査室 長)。前年同月比では4.9%減と、99年9月以来(5.2%減)の下げ幅となった が、改装の影響などで衣料品部門が低迷したことが原因だという。「3月はリニ ュアール効果もあって、東京地区を中心に前年実績を上回っている」(菊地氏) と説明している。

地区別の売上高では6大都市が足を引っ張った。「全体4.9%減のうち、大都 市で3.1%のマイナス影響を及ぼした」としている。家庭用品などで法人関連の 大口需要が減退した。

スーパーの店舗閉鎖が加速

スーパーの店舗閉鎖が加速している。2月1カ月間で店舗数は162店減少。 マイカルや寿屋などの協会脱退という特殊要因はあるにせよ、対前年同月比で 1059店の純減と過去最高になっており、店舗リストラがすさまじい勢いで行わ れていることが伺える。

2月末の店舗数は6115店、売り場面積は前年同月比14.5%減の1677万平 方メートルとなった。店舗閉鎖に伴い、従業員数も同14.9%減の40万4902人 にまで縮小。特に女性正社員数は5万7795人と過去最低になった。

正社員数は17万2420人、パート社員は23万2482人、パート比率は57.4% に達している。

<2月全国百貨店売上高> <2月全国スーパー売上高>

売上高     前年同月比 売上高 前年同月比 総額 5538 ▲4.9 総額 10229 ▲4.8 衣料品 2061 ▲6.7 食料品 5969 ▲2.2 身の回り品 621 3.3 衣料品 1363 ▲9.1 雑貨 840 ▲1.9 住関品 2002 ▲8.4 家庭用品 409 ▲22.9 サービス 86 9.0 食料品 1301 ▲1.4 その他 806 ▲7.3 食堂喫茶 156 ▲3.3 サービス 47 ▲0.2 その他 99 6.6

東京 鷺池秀樹  Hideki Sagiike

山口義正 Yoshimasa Yamaguchi --* 03-3201-8293 hsagiike@bloomberg.net  Editor : Ueno

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