自工会:2002年度の自動車需要見通しは前年比0.1%増の586万台(2)

日本自動車工業会(自工会)は20日、 2002年度の自動車需要(登録車、軽自動車の合計)は前年度比0.1%増の586 万台の見通しと発表した。厳しい雇用環境が続くなどマイナス要因が見込まれ るものの、新型車やモデルチェンジ(全面改良)の効果などにより需要の顕在 化が期待されるため前年度に比べ微増となる見通し。

このうち、登録車(排気量660cc超)の需要は、新型車などの需要喚起が 期待されるため、前年度比0.4%増の403万台と微増を見込んでいる。また、 軽自動車(同660cc以下)は同0.5%減の183万台と若干の減少を予想してい る。

また、国内需要全体のうち、2002年度のトラック需要見通しは、前年度比

8.7%減の139万2000台を見込んでいる。このうち、普通トラックは引き続き 公共投資や住宅投資の減少が予想され、建設系の需要減少が続くとみられるが、 カーゴ系の需要は堅調に推移するとみられるため、ほぼ前年と同じ8万2000 台。

ただ、トラックなどディーゼル車の排出する粒子状物質(PM)や窒素酸 化物(NOx)などの規制法による代替需要の前倒しは若干の台数にとどまる 見通しとしている。

奥田碩会長(トヨタ自動車会長、日経連会長)は会見で国内需要について、 「後半に新車効果などが出て予想以上に(台数が)伸びればいいと思っている」 と述べた。

自工会では2001年の国内需要(一部見通し)は、登録車で前年度比2.6% 減の401万4000台、軽自動車で同0.8%減の184万台と発表。登録車と軽自動 車の合計では同2.0%減の585万4000台となっている。

東京 井上 徹二 Tetsuji Inoue --* (03)3201-7297 teinoue@bloomberg.net Editor:Murotani

企業ニュース:JBN18

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