日本株【個別銘柄】:日産、日立、三菱電、アルプス、プリマ、石油株

19日の主な銘柄の値動きは次の通り。

日産自動車(7201):60円(6.6%)高の960円と、96年7月5日以来ほぼ 5年8カ月ぶりの水準に上昇、連日で昨年来高値を更新した。国内、海外とも 収益の拡大期待が広がったうえ、信用面での買い戻しが予想されるといった好 材料が重なった。売買高は約3371万株、売買代金が約317億3000万円と、い ずれも東証1部トップとなった。

日立製作所(6501)、三菱電機(6503):日立が72円(7.9%)高の983円 と反発、三菱電が67円(12.6%)高の596円と4日続伸。両社が半導体の成長 分野であるシステムLSI(大規模集積回路)事業を統合するとの発表を受け て、収益回復・拡大への期待が広がった。三菱電の売買高は約3114万株に上り、 東証1部2位。日立も約2005万株と同4位となった。

アルプス電気(6770):92円(6.3%)高の1550円と4日続伸。一時は169 円(11.5%)高の1627円まで上昇し、昨年来高値を更新した。同社が18日、 2002年3月期の連結純損益を従来予想の30億円の赤字から10億円の黒字(前 期は181億円の黒字)に上方修正、期末配当予想を従来見通しの無配から1株 当たり5円に修正したことが好感されたようだ。

日産ディーゼル工業(7210):13円(12.3%)高の118円と上昇。個人投資 家や国内証券の自己売買部門が買いを入れたもよう。売買高は過去6カ月の1 日平均17万株に比べ、12.5倍の212万6000株まで膨れ上がった。

日野自動車(7205):27円(7.0%)高の412円と続伸。18日に、スウェー デンの大手トラックメーカー、スカニアと提携交渉をしていることが明らかに なったことが引き続き好材料視された。

プリマハム(2281):9円(12.3%)安の64円と急反落。18日午後の相場 では、伊藤忠商事がプリマハムを全面支援するとの一部報道が買い手がかりと なり急伸したが、同日夜にはプリマハム側が伊藤忠を引き受け先とする第三者 割当増資の検討については否定したため、戻り売りが入ったもよう。値下がり 率は東証1部で3位。

西松屋チェーン(7545):165円(6.6%)高の2650円を付け、99年11月以 来、2年半ぶりの高値となった。売り上げ好調と独自ブランド(PB)商品比 率の上昇などに伴い、2002年2月期の当期利益予想を33%上方修正したことが 評価された。期末配当を5円増配し、年間配当を20円としたことも好感された。

日本ハム(2282):26円(2.1%)高の1212円と3日続伸し、6営業日ぶり に1200円台を回復した。今年初以降、ハム・ソーセージ部門におけるシェアア ップの状況が鮮明化しており、今後の業績拡大につながるとの期待感が広がっ た。

ショーワ(7274):63円(6.7%)高の991円と、昨年11月9日に付けた直 近高値(976円)を約4カ月ぶりに更新。同社は18日、円安効果や海外向け売 上高の増加を背景に、2002年3月期の連結業績見通しを上方修正しており、今 期業績に対し、株価は割安に放置されているとの見方が広がった。

東洋水産(2875):50円(4.7%)高の1100円と3日続伸し、年初来高値を 更新した。北米子会社の売り上げが着実に伸びており、2003年3月期の営業利 益は増益に転じるとの期待感が強まった。PER(株価収益率)など投資指標 も、食品業界の平均と比べると割安な水準に位置しており、アナリストの間で も強気の投資判断を示す向きが多かった。

阪神電気鉄道(9043):9円(2.7%)高の340円まで上昇、連日で約2年 5カ月ぶりの高値を更新した。同社が所有する球団、阪神タイガースがプロ野 球のオープン戦で好調なため、シーズンでの活躍による今後の経済効果を期待 した向きからの買いが入ったようだ。

フォーカスシステムズ(4662):200円(17.0%)高の1370円とストップ高 (制限値幅いっぱいの上昇)。4月から、NTTドコモの「iアプリ」対応の携 帯電話端末を対象とした電子メール向け暗号化システムを販売するとの発表を 受けて、成長性に対する期待が高まったようだ。値上がり率は、ジャスダック で4位となった。

ユナイテッドアローズ(7606):この日、ジャスダックから東証2部に上場。 東証初値は3390円と、18日のジャスダック終値3670円を7.6%下回った。上 場に伴い1株当たり3307円で100万株の売り出しを行っており、利益確定売り が出やすかったようだ。終値は3450円。

インフォコム(4348):インフォコムがこの日、ジャスダックにマーケット メイク方式で新規上場。初値は37万円と、公募価格35万円を5.7%上回った。 公募・売出株数は1万3000株、主幹事は野村証券。終値は36万円。売買代金 は約9億837万円となり、ジャスダックで2位となった。

アイ・エックス・アイ(4313):イチネンの子会社で通信情報システム導入 に関するコンサルタント業務などを行うIXIがこの日、大証ナスダック・ジ ャパンのグロースに新規上場。初値は135万円と、公募価格100万円を35%上 回る好調な出だしとなり、終値は137万円となった。

石油株:日石三菱(5001)が32円(5.3%)高の634円、コスモ石油(5007) も9円(4.1%)高の226円といずれも反発するなど、石油株が軒並み上昇。こ れまで下げ傾向にあった石油製品価格が景気回復への期待から上昇に転じたた め、石油元売り会社の収益改善へつながるとの期待感が広がったようだ。

工作機械関連株:東芝機械(6104)が24円(10.0%)高の264円、ツガミ (6101)が一時、33円(17.6%)高の220円と、ともに年初来高値を更新する など工作機械関連株が総じて上昇。電子部品生産の回復を受けて、射出成形機 や流体軸受けなどの海外向け輸出が好転しており、今後の業績改善を期待する 買いが先行した。ツガミの終値は27円(14.4%)高の214円。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Sakihama

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