日石三菱、コスモ石が高い-石油製品価格上昇で収益改善に期待

東京 3月19日(ブルームバーグ):石油元売り最大手の日石三菱が前日比 18円(2.99%)高の620円と高い。また、コスモ石油も同3円(1.38%)高の 220円で取引されている。市場では、これまで下げ傾向にあった石油製品価格が 景気回復への期待から上昇に転じたことから、石油元売り会社の収益改善へつ ながるとの期待感が広がっているもようだ。

東海東京調査センターの赤羽高・シニアアナリストは「原油価格が上昇し ているものの、石油製品価格がこれまでの下げ傾向から上昇基調になったこと で、石油元売り会社の経営環境が改善に向かっているのではないか」と指摘す る。

また、石油輸出国機構(OPEC)は15日、ウィーンでの総会で協調減産 の継続を確認した。一方、「米国、アジア、日本経済の回復基調の兆しが見え始 め、石油需要が高まることも予想される」(赤羽氏)ため、需要と供給のバラン スがとれ、原油価格はOPECが指標としているバスケット価格(主要7油種 平均)で1バレル=25ドルまで上昇すると分析する。

石油元売り会社は原油価格が緩やかな上昇局面で、石油製品も上昇するケ ースが「収益環境が良くなる状態」(赤羽氏)であることから、2003年3月期は 増益基調になると見込んでいる石油元売り会社もあるという。

東京 浅野 文重 Fumishige Asano --* 03-3201-7137 fasano@Bloomberg.net Editor:Abe

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