アライド・アイリッシュ銀:CEO辞任報道否定-他行との関係を調査

18日付の英紙フィナンシャル・ タイムズ(FT)は、アイルランドの銀行最大手アライド・アイリッシュ銀行 (AIB)は傘下のオールファースト・ファイナンシャルのスーザン・キーテ ィング最高経営責任者(CEO)が辞任するとの報道を否定したと報じた。

英日曜紙サンデー・タイムスは17日、同行の為替トレーダー、ジョン・ラ スナック氏が6億9100万ドル(約900億円)の損失を出した為替不正取引事件 に関連して、同CEOが9月までに辞任すると伝えていた。

事情に詳しいAIB行員の1人は、この問題に関して意見の対立があるこ とは認めながらも、株主の不満を鎮めるために同CEOが辞任するとの報道に ついては、豊富な人脈を持つ同CEOが辞めることはオールファーストにとっ てマイナスだとの理由を挙げて、「根拠がない」と否定した。

キーティングCEO自身は今週中に声明を発表するとしてコメントを控え ている。

また、AIBが金融調査会社のクロール・アソシエーツに、ラスナック氏 と取引を行っていた相手銀行との関係についての調査を依頼したとの情報があ ると伝えている。

同紙によると、米シティバンクは15日、ラスナック氏からの接待に関連し てニューヨークとシンガポールのトレーダー1人ずつを停職処分にしたことを 確認しているが、同行は処分は「取引とは無関係だ」としている。

ロンドン Toby Anderson、 東京 木下 晶代  Akiyo Kinoshita、 --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net    Editor:Kobari

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