アライド・アイリッシュ銀:CEOは辞任せず、不正は単独行動-報道

14日付の米紙ウォールストリー ト・ジャーナル(WSJ)と英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、 アイルランドの銀行最大手アライド・アイリッシュ銀行(AIB)傘下のオー ルファースト・ファイナンシャルで、為替トレーダーのジョン・ラスナック氏 が6億9100万ドル(約890億円)の損失を出した不正取引事件は、社内に協力 者はなく同氏の単独行動だったもようだ。このためアライド・アイリッシュは、 バックリー最高経営責任者(CEO)とオールファーストのキーヒングCEOを 解雇しない見通しだ。

WSJによると、アライド・アイリッシュ銀の独立調査委員会で1カ月に わたり経営陣が損失をどのように見過ごしたのかを調査したラドウィグ氏は、 「きょうの時点では、ほかの行員が不正を認識していたり、それに関与してい た事実はまったく見つかっていない」との見解を示した。アライド・アイリッ シュ銀とオールファーストはダブリンの本社で過去2日間、ラドウィグ氏の報 告書について協議していた。

FTによると、オールファーストのブランブル会長と、ラスナック氏の直 属の上司だったオールファーストの財務責任者クロニン氏は更迭される見通し。 アライド・アイリッシュ銀の広報担当者はコメントを控えており、同行幹部に も連絡が取れていない。

ロンドン  Julia Kollewe、Toby Anderson、 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo、 --*(03)3201-7499   kshugo@bloomberg.net    Editor:Kakuta

企業別ニュース:

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE