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米国株:下落、インテルなど半導体関連安い、小売統計も嫌気

13日の米国株式市場は、ア ナリストによる業績下方修正を嫌気して、インテルなど半導体関連株が下落、 ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに下落した。2月の小売売上高が予想を下 回る伸びとなったことで、景気回復に対する楽観的な見方が後退したことも響 いた。

アワド・アセット・マネジメント(運用資金7億5000万ドル)のアワド会 長は「今日の下げは景気回復論を再考した人が多かったためだ」と語る。

午後になってグリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、個 人消費について、それほどの強さには期待できないだろうとの見方を示したこ とで、主要株価指数は下げ足を速めた。この日の朝方発表された2月小売売上 高(速報、季節調整済み)は前月比0.3%増と、エコノミストの予想中央値(同

1.0%増)を下回ったことも、景気先行き不安を増幅させた。

ダウ平均は前日比130ドル50セント(1.2%)安の10501ドル85セント。S &P500種株価指数は同11.49ポイント(1%)安の1154.09。ナスダック総合 指数は同35.09ポイント(1.9%)安の1862.03と3営業日続落した。

インテルが下落

インテルは米大手銀行J.P.モルガン・セキュリティーズのアナリスト、 チェン氏がことしの1株利益見通しを60セントと、事前予想(69セント)を下 方修正したことが嫌気された。

半導体製造装置関連株は、モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッター のアナリスト、ペラヨ氏が10月以来の株価上昇は、楽観的な業績見通しはかな り織り込まれた、と指摘したことが響いた。同氏はKLAテンコア、テラダイ ン、ノベラス・システムズなど半導体関連銘柄7社の投資評価を「強い買い推 奨」から「平均以上」へ引き下げている。

小売り、金融株も安い

小売統計を嫌気して、世界最大の小売業ウォルマート・ストアーズなど小 売株が下落。百貨店大手ノードストロームと総合小売り大手のターゲットも下 げた。

個別銘柄では、米大手総合電機メーカー、ゼネラル・エレクトリック(G E)が下落。金融子会社が、金利の上昇前に資金調達を済ませるため、社債の 発行額を110億ドルへほぼ倍増すると発表したことが嫌気された。長期借り入 れコストの増加懸念から金融株も下落。米総合金融サービス最大手シティグル ープと米大手銀行J.P.モルガン・チェースが下げた。

前日に第2四半期業績見通しを下方修正した通信機器メーカー米最大手ル ーセント・テクノロジーは、売買高1位で大幅続落。通信用ソフト開発のコン バース・テクノロジーは、S&P500種採用銘柄のなかで最大の下落率を記録。 第1四半期(2-4月)の当期損益がアナリストの利益予想に反して赤字にな るとしたことが嫌気された。

米市場の売買高上位はルーセント・テクノ ロジー、Kマート、サン・マイ クロシステムズ、ナスダック100指数、コンバース・テクノロジー。

ニューヨーク JOSEPH P. Hamilton 高井 夕起子 Yukiko Takai --*(212)893-3007 ytakai@bloomberg.net     Editor:Tabuchi

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