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米小売業:2月既存店売上高、2000年4月以来の大幅増-東京三菱銀

東京三菱銀が7日発表した2 月の米大手小売りチェーンの既存店売上高は、前年同月比6.2%増となり、2000 年4月以来の大幅な伸びを示した。景気回復期待を背景に、聖バレンタイン・ デーの贈り物や家具の売れ行きが特に好調に推移するなか、伸び率は事前の予 想だった5.5%を上回った。

東京三菱銀のエコノミスト、ニーマイラ氏によると、同10%増となった小 売業最大手のウォルマート・ストアーズを筆頭に、百貨店のJ.C.ペニーや ディスカウント雑貨小売りのターゲットも売り上げを伸ばした。

米家電小売り最大手のベスト・バイが発表した第4四半期(12-2月)の 暫定集計はデジタル製品の好調さを反映し、前年同期比80%増益。グリーンス パン連邦準備制度理事会(FRB)議長は同日の議会証言で、米国は1年前に 始まったリセッション(景気後退)局面から回復しつつあるとの認識を示した。

ノーザン・トラストの小売業界アナリスト、バッコール氏は「消費者の景 気見通しが改善している」と指摘、「消費者の目は、食品や下着の買い替えだけ でなく、高品位テレビにも向くようになった」と語った。小売りチェーンは1 月中に年末商品の在庫整理を終了。2月には春物商品の販売を開始した。景気 回復を支えに、売り上げの伸びは今後も加速するとの見方が多い。

7日のベスト・バイの株価終値は4.42ドル(6.5%)高の72.99ドルと続 伸。J.C.ペニーは2.08ドル(10.8%)高の21.27ドルと続伸。ウォルマー トは0.80ドル(1.3%)高の61.7ドルと続伸。

同指標は米小売りチェーン79社が対象。ウォルマートの売上高が全体の 40%を占める。既存店売上高は、開店後13カ月以上が経過し前年実績との比較 が可能な店舗の販売実績。

プリンストン Rachel Katz ほか 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata --*   (03) 3201-8867 hshibata@bloomberg.net     Editor:Kobari

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