2月の登録車販売台数は前年比5.9%減の35万台-ホンダ唯一増加(2)

日本自動車販売協会連合会(自販連) が1日発表した2月の登録車(排気量660cc超の車)販売台数は、個人消費の 低迷から前年比5.9%減の34万9603台と、前年実績を6カ月連続で下回った。

また、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した2月の軽自動車(同 660cc以下)販売台数は、同1.5%増の16万7390台と、前年実績を2カ月ぶり に上回った。

登録車を各社別にみると、ホンダが前年同月比30.8%増と、唯一、前年実 績を上回った。小型車「フィット」が引き続き好調なほか、昨年12月から販売 を開始した新型ミニバン「モビリオ」の上乗せ分が大きく寄与した結果となっ た。

一方、トヨタ自動車は「『カローラ』以外の車種で、乗用車『マークⅡ』な どセダンタイプの販売が不調だった」(自販連・斉藤道郎氏)ため、同6.1%減 の15万2474台。これで6カ月連続で前年実績を下回った。このほか、新型車 のない三菱自動車工業、マツダが前年実績を下回ったほか、日産自動車が8.6% 減となった。

斉藤氏は3月の販売台数見通しについて、「経済状況が(依然)不透明なこ とや、個人消費の落ち込みがあるため、3月もこの調子でいくと不安材料があ る」と述べ、来月の販売台数が前年実績を下回る可能性を示唆した。同氏は今 年の3月は前年に比べ、1日登録日が少ないことも挙げている。

軽自動車は、富士重2ケタ減、三菱自好調

軽自動車を各社別でみると、三菱自動車工業が前年同月比15.8%増と、昨 年10月以来、5カ月連続で前年実績を上回った。その一方で、富士重工業は同

13.5%減と大きな落ち込みを示した。全軽自協広報課の伊藤治課長は、「(登録 車で)新型6気筒(エンジン)の車両の販売を開始したことや、他のメーカー が新型(軽自動)車を投入するなか、相対的に競争力が低下したからではない か」と説明した。

伊藤氏は今年度の見通しについて、「3月の販売台数が前年同月に比べ

2.6%増となると前年を上回る」と説明したものの、「前年超は微妙」という。 ただ、「仮に前年割れとなったとしても、過去4番目の高い水準」(伊藤氏)と している。

【2月の各社別新車販売台数】(台数、前年同月比%)

登録車 軽自動車 合 計 349603(- 5.9) 167390(+ 1.5) ------------------------------------------------------------- トヨタ自動車 152474(- 6.1) ホンダ 51465(+30.8) 27274(+ 0.8) 日産自動車 68315(- 8.6) 9( --- ) 三菱自動車工業 15874(-31.5) 24995(+15.8) マツダ 18785(-20.0) 3845(+ 5.2) スズキ 4009(-21.1) 50914(+ 2.3) ダイハツ工業 1686(-46.2) 47184(- 1.9) 富士重工業 9209(-13.9) 12574(-13.5) いすゞ自動車 4060(-11.3) 日野自動車 2427(- 8.7) 日産ディーゼル工業 1170(- 4.4) スマート 455( --- ) 輸入車 20129(- 4.4) その他 140(-43.3)

東京 井上 徹二 Tetsuji Inoue --* (03) 3201-8960 teinoue@bloomberg.net Editor:Murotani

業界別ニュース:JBN17

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE