「ネットの女王」ミーカー氏、影響力は依然健在-eベイ株急騰

インターネット株バブル期 に米経済紙バロンズから「ネットの女王」と呼ばれた米大手証券モルガン・スタ ンレー・ディーン・ウィッターの著名アナリスト、メアリー・ミーカー氏は、依 然、株価を動かす影響力を持っているようだ。

ミーカー氏は利益相反の疑いでネット競売大手eベイの一部株主から提訴 されたこともあるが、同氏の28日の買い推奨でeベイ株は前日比2.94ドル (6%)高の52.05ドルに上昇した。パラジウム・キャピタル・マネジメント で3億ドルの運用に携わるドブソン氏は、「こうしたネット株アナリストにまだ 注目する人がいるとは驚きだ」と語る。

ミーカー氏は顧客向けリポートで、eベイを同氏の「一番の推奨銘柄」と 位置付け、「eベイの49ドルの株価はわれわれが待ち望んでいた水準だ」と指 摘。同社株が年初以降前日までに27%下落したことから、投資判断を「アウト パフォーム(市場平均以上)」から「強力な買い推奨」に引き上げた。

同氏はさらに、自分の予想ではeベイの2002年の予想株価収益率(PER) は64倍、2003年の予想PERは45倍となり、「低いPERとは言えない」とし ながらも、向こう3年間に年率40%の営業利益の増加が見込まれることからみ て「eベイの株価は現在、極めて説得力がある」と分析した。S&P500種株価 指数の向こう1年間の利益予想に基づくPERは21倍。

景気低迷にもかかわらず、eベイの第4四半期売上高は前年同期比で64% 増加した。同氏は、eベイが在庫を持たない経営手法を取り、30%近い利益率 が40%に達する可能性もあると予想。eベイが、1兆7000億ドルの市場規模に 拡大する可能性を秘めたネット競売業界をリードしていると評価した。

ニューヨーク Josh P. Hamilton、 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo、 --* (03)3201-7499 kshugo@bloomberg.net Editor:Kakuta

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