エンロン買い推奨は誤解与えた会社側に責任-アナリストが証言

米大手証券会社のアナリスト らは27日、米上院政府活動委員会の聴聞会で、経営破たんに陥った米エネルギ ー卸売会社エンロンの投資判断を「買い」で維持したのは、会社側がアナリス トを誤解させたためで、投資銀行ビジネスの獲得を狙う証券会社の圧力が理由 ではないと主張した。

クレディ・スイス・ファースト・ボストンのアナリスト、カーティス・ロ ーナー氏は、「わたしは客観的に分析を行ったし、投資銀行担当者やエンロン、 あるいは、わたしの同僚からいかなる圧力も受けなかった」と説明。「エンロン の財務状況の不正確な報告が、わたしの結論と投資推奨に影響した」と強調し た。

同委員会に所属する上院議員らは、証券会社に雇用されているアナリスト が、収益を稼いでいる投資銀行部門の業務から独立して調査分析できるとの見 方に懐疑的だ。議員らは、アナリストと投資銀行部門との分離強化と投資家に 対する客観的な情報提供の確保を目指して介入をも辞さない考えを示している。

ローナー氏のほか、シティグループのアナリスト、レイモンド・ナイルズ 氏、リーマン・ブラザーズのリチャード・グロス氏、J.P.モルガンのアナト ル・フェイギン氏も、問題はエンロンの誤解を招くような財務状況説明であっ て、エンロンとのビジネスにはまったく関係ないと証言した。

ワシントン William Roberts 、Russell Hubbard、Alex Canizares、 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo、 --*(03)3201-7499   kshugo@bloomberg.net    Editor:Kakuta

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