90年代の大型企業合併の3分の1以上が解消へ、KPMG調査-英紙

22日付の英紙フィナンシャル・ タイムズが米情報処理大手KPMGコンサルティングの調査を基に報じたとこ ろによると、90年代の強気相場のなかで合意に達した国際的な企業の大型合併 案件のうち、3分の1以上が解消されつつある。同紙は、企業の合併が投資家 に利益をもたらすのかどうかが疑問視されていると伝えた。

同調査によれば、買収計画の指揮を執っていた最高経営責任者(CEO) や財務部門の責任者のうち、32%がこれまでに入れ替わっているという。

国際的な合併・買収の件数は、世界的な景気減速や株価の低迷で、今では 過去約10年間で最低の水準に減少した。買収を通じて成長してきた米複合製造 業大手のタイコ・インターナショナル、英エンジニアリング大手のインベンシ ス、通信大手の英BTグループや米AT&Tなどの企業は現在、事業の分離を 進めている。

KPMGコンサルティングの企業合併・買収部門の責任者ケリー氏は、「90 年代の『合併ラッシュ』は未完成事業という大きな遺物を残した」と指摘して いる。

ロンドン Claire Shoesmith、 東京 三浦 和美  Kazumi Miura、 --* (03)3201-8583 kmiura1@bloomberg.net    Editor:Kakuta

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