自動車株が高い、日産はコスト削減、新型マーチ、ホンダは業績好調で

東京 2月21日(ブルームバーグ):自動車株が高い。なかでも日産自は前 日比34円(4.44%)高の800円と取引時間中で4日ぶりに800円台を回復、ホ ンダは同200円(4.12%)高の5070円と大幅高となっている。デフレ対策や金 融安定化策への期待から市場全体で買い気が盛り上がっている影響もあるが、 両社とも手掛かり材料も出ている。

東証第1部の出来高で日産自が3位、売買金額では7位、ホンダも売買金 額が8位だった。

JPモルガン証券、株式調査部のスティーブ・アッシャー・アナリストは、 日産自について「日産リバイバルプランの早期達成は、今期のコスト削減額が 予想を上回ることが一因だった」と指摘。さらに、26日に発表予定の新型「マ ーチ」の1台当たり営業利益は「既存モデルの22万円の損失から最低3万円の 利益に大幅改善となる」と分析している。

また、ホンダについて同アナリストは「2001年10-12月期の業績が好調で、 米国販売が引き続き堅調だった」として、2002年3月期の連結業績予想につい て、同証券としての営業利益予想をこれまでの前期比43.7%増の5850億円から 同52.3%増の6200億円に上方修正した。ただ、同アナリストは、「『アコード』 がプロダクト・サイクルの最終年を迎えること」などを理由に2003年3月期に ついては「ホンダを取り巻く環境は一層厳しさを増していく」として悲観的な 見方をしている。

このほか、トヨタは同140円(4.15%)高の3510円、スズキが同51円(3.59%) 高の1472円と買われている。

東京 井上 徹二 Tetsuji Inoue

室谷 哲毅 Tetsuki Murotani --* (03)3201-7297 teinoue@bloomberg.net Editor:Murotani

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