米AOL株急落:リーマンが投資判断引き下げ-利益見通し下方修正

20日の米国株式市場で、米 メディア・インターネット接続最大手のAOLタイム・ワーナーの株価が一時 10%急落する場面もあった。リーマン・ブラザーズ証券の著名アナリスト、ベ ッカー氏が投資判断を「買い」から「マーケットパーフォーム(市場平均並み)」 へ引き下げたのが響いた。

ベッカー氏は引き下げの理由として、高速ネットサービスの競争激化や広 告収入の落ち込みを指摘。同氏は昨年、投資家専門誌インスティテューショナ ル・インベスターのインターネットアナリスト部門でランキング1位に輝いた 実績を持つ。AOLに関しては、昨年6月に担当となって以来、投資判断を引 き下げたことはなかった。

ベッカー氏はレポートで「ビジネス環境は、改善する前に一段と悪化する 可能性が強い」と指摘、同社のインターネット・サービス部門、アメリカ・オ ンラインのEBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)は2002年から2005 年まで変わらず、もしくは減少すると予想している。

AOLタイム・ワーナーのEBITDAの伸びについても、ことしは8% (従来見通し9.5%)、来年は12%(同15%)にそれぞれ下方修正、株価目標も 35ドルから27ドルへ引き下げた。AOL株価は一時、前日比10.3%安の22.88 ドルと1998年12月以来の低水準へ急落。終値は1.3%安の24.20ドル。

ニューヨーク Kim Chipman 東京 高井 夕起子 Yukiko Takai --* (03)3201-8335    ytakai@bloomberg.net    Editor:Kobari

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