米エンロン:39億ドルの融資をデリバティブ取引で簿外処理-NYT

17日付の米紙ニューヨーク・ タイムズは、経営破たんした米エネルギー卸売会社エンロンが1992年から2001 年にかけ、合計39億ドル相当(約5170億円)の借り入れをデリバティブ(金 融派生商品)を使って簿外処理していたと報じた。

複数のアナリストや会計士の話として伝えたもので、破たんに至るまでの 3年間では、この「ヘッジ行為」により、少なくとも25億ドルの借り入れを隠 していたという。同期間に、エンロンは最大100億ドルの短期・長期債務の情 報を開示していた。

同紙によると、エンロンとデリバティブ取引を行ったのはJ.P.モルガ ン・チェース、シティグループ、クレディ・スイス・ファースト・ボストン(C SFB)。事情に詳しい関係者の話によれば、シティグループはこの取引に関連 し、99年暮れから2001年にかけてエンロンに合計24億ドルを融資、CSFB も2000年に1億5000万ドルを融資したという。

ロンドン Flavia Krause-Jackson 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata --*   (03) 3201-8867 hshibata@bloomberg.net    Editor:Kobari

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