米クエスト:グローバル・クロッシング調査でSECから書類提出要請

米連邦破産法 11条(会社更生法)適用申請中の国際高速通信サービス会社グローバル・クロ ッシングを調査している米証券取引委員会(SEC)が、米長距離・地域通信 会社のクエスト・コミュニケーションズ・インターナショナルに対し、グロー バル・クロッシングとの取引記録の提出を要請したことが、11日明らかになっ た。

両社は2001年に、少なくとも1億ドル(約130億円)相当の回線容量を売 買している。その一部は容量の交換によるもので、実際に現金の授受はなかっ たにもかかわらず、グローバル・クロッシングはこれを利益として計上してい たと、同社を解雇されたオロフソン前財務担当副社長の弁護士が明らかにした。

同社は、利益水増しの疑惑を否定しているが、一部通信事業者の回線容量 交換の会計処理について、株主の間では懸念が生じてきている。

クエストの広報担当のグロンバック氏は、同社は一般に認められている会 計規則に従ってグローバル・クロッシングからの収入を「計上した」としてい る。同社はSECから要請を受けたことを明らかにするとともに、「完全に協力 する」意向を表明した。

SECのハイン報道官はクエストへの書類請求に関してコメントを控えて いる。

11日のクエスト株は、24セント(2.5%)安の9.36ドルで引けた。

プリンストン Don Stancavish 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net     Editor:Kobari

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