そうご電器:民事再生手続き開始、負債306億円-資金繰りひっ迫(3)

北海道を地盤とする家電量販店大手 のそうご電器(札幌証券取引所上場)は12日、民事再生手続き開始を臨時取締 役会で決定し、札幌地裁に申し立てたと発表した。負債総額は306億円。

バブル経済崩壊による景気低迷が長引くなか、家電量販店の北海道進出で 売り上げや利益が落ち込んだ。こうしたなかで店舗投資のための借入金や社債 の負担が大きくなり、資金繰りがひっ迫した。

同社は昨年7月に経営再建計画を策定、負債削減を目指したが、同年9月 中間期で債務超過に陥った。今年9月に償還(資金返済)が控えている5000万 ドル(簿価約48億円)の社債の資金調達にもめどが立っていないとしている。

そうご電器は昨年10月に総合ディスカウントストアのドン・キホーテと資 本・業務提携を結ぶと発表していた。そうご電のメインバンクは北洋銀行。そ うご電は今後について「スポンサー企業との提携を含め、再生計画を早期に策 定して再建をしていく所存である」とコメントした。

ドン・キホーテ、スポンサーの意向なし

資本提携でそうご電器の筆頭株主(出資比率5.03%)になっているドン・ キホーテはこの日、そうご電関連の損失見通しを発表する予定を示したうえで 「民事再生法下の(そうご電の)スポンサーになる気はない」(高橋光夫・取締 役経営戦略本部長)との意向を明らかにした。

ドン・キホーテは昨年末、そうご電の170万株の第3者割り当て増資を3400 万円で引き受け、北洋銀行を抜いて筆頭株主になった。

そうご電器の8日終値は、前日と同じ13円。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net     Editor:Hinoki

企業ニュース:JBN18

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