ベスト電が上昇、デオデオグループ参加で業績期待-コジマは続落

ベスト電器が反発し、一時は前日比10 円(3.29%)高の314円をつけた。4日に家電量販店大手のデオデオと資本提携 すると発表したことが好感された。デオデオはすでに、同じく家電量販店大手 のエイデン、上新電機、ミドリ電化(非上場)と資本・業務提携しており、ベ スト電もこのグループに加わることで、売上高の増加につながると期待されて いる。

市場関係者の間では、今回の提携を前向きに評価する声が多い。HSBC 証券アナリストのバインダー敏子氏は「ベスト電器のグループ参加により、西 日本地域における優位性が増す。その結果、ヤマダ電機とデオデオ・エイデン 連合の2大勢力が誕生する。これは、コジマや他の家電量販店にとってはネガ ティブなニュース」と指摘している。

この日はデオデオも前日比6円(1.3%)高の467円と上昇。半面、デオデ オグループの競合相手となるコジマは8円(0.9%)安の880円と4日続落とな った。

5社の提携目的は、各社の経営資源を有効活用することで、一段と効率的 な商品開発・仕入れを行うことを目指すため。5社合計の売上高は約1兆2500 億円となり、コジマやヤマダ電機を抜いて業界最大の家電量販店グループを構 築することになる。売上高水準は、前期末段階で業界トップのコジマの2.4倍に 当たる。

今後の提携の具体的なスケジュールは、3月29日にデオデオとエイデンが 共同持ち株会社エディオンを設立して経営統合し、そこに上新電、ミドリ電、 ベスト電が資本・業務提携を通じてグループ入りする予定だ。

東京 院去 信太郎 Shintaro Inkyo --*(03)3201-8348 sinkyo@bloomberg.net Editor:Sakihama

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