米ウイリアムズ:投資適格級の格付け維持で資産売却も

天然ガス輸送大 手の米ウイリアムズは4日、投資適格級の格付けを維持するため、パイプライ ンなどの資産売却を検討していることを明らかにした。スピンオフ(分離・独 立)したウイリアムズ・コミュニケーションズの債務とリース費用24億ドル(約 3000億円)の支払いに迫られる可能性があるためだ。

同社広報担当のギプソン氏によると、中西部の石油製品のパイプライン 8000マイル(約1万3000キロ)と備蓄施設を、5-15億ドル(約660-2000 億円)でウイリアムズ・エナジー・パートナーズ(WEG)に売却する可能性 がある。

同社が資産売却で十分な資金を確保できず、株式をさらに売り出すのでは ないかとの懸念から、4日の同社株価終値は、2.64ドル(14%)安の16.36ド ルまで下落した。

エネルギー卸売会社エンロンの破たん以来、ウイリアムズは証券の売却や 設備投資の抑制でバランスシートの健全化を図ってきた。昨年12月には、カル パインやミラントなど米エネルギー取引会社の信用格付けが引き下げられてい る。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)やムーディーズなどの格付け 機関によるウイリアムズの格付けはまだ投資適格級にとどまっているが、S& Pは2日、同社の財務状況への懸念から格付けを引き下げる可能性に言及して いる。

プリンストン Mark Johnson 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net   Editor:Kakuta

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