【起債予定】東電、関西電、古河電工、預金保険、クオークなど

複数の証券会社担当者によると、4日 以降に以下の国内普通社債(SB)、円建て外債(サムライ債)、財投機関債、 資産担保証券(ABS)の起債が予想される。

●国内普通社債(SB)

東京電力(9501)が発行額500億円、年限10年のSB発行を検討している。 主幹事は、大和証券SMBC(事務)と新光証券が共同で務める。既発債の格 付けは、ムーディーズのAa2、S&PのAA-、R&IとJCRがAAAと している。

関西電力(9503)が年限10年のSB発行を検討している。主幹事は、みず ほ証券(事務)とメリルリンチ日本証券が共同で務める。既発債の格付けは、 ムーディーズのAa2、S&PのAA-、R&IとJCRがAAAとしている。

古河電気工業(5801)が発行額200億-300億円程度、年限5年程度のSB 発行を検討している。主幹事の有力候補として、みずほ証券などが挙がってい る。既発債の格付けは、ムーディーズがBaa1、R&IがAとしている。4 日の週にも条件決定する見通し。

ナショナル住宅産業(1924)が発行額200億円、年限4年の個人向け債の 発行を検討しているもよう。既発債の格付けは、R&IがAとしている。

そのほかに起債が予想される銘柄は、東芝などが挙がっている。

●政府保証債

預金保険機構が発行額1200億円の4年債を起債する。2月5日に条件決定 する予定。

中小企業金融公庫が発行額500億円の6年債を起債する。2月6日に条件 決定する予定。

預金保険機構が発行額600億円の2年債を起債する。2月13日に条件決定 する予定。

●資産担保証券(ABS)

三井住友グループの大手信販、クオーク(QUOZ)がショッピング・クレジ ット債権を証券化してABSを発行する。シニア債280億円とメザニン債20億 円の合計300億円。主幹事は大和証券SMBC。発行条件は2月7日ごろに決 定する見通し。

東武鉄道(9001)は子会社が保有する百貨店など不動産3物件を証券化し、 約1000億円を調達する。東武百貨店・池袋本店、船橋店、および東京・原宿の 土地を裏付けとする商業用不動産担保証券(CMBS)を年度内にも機関投資 家に販売する予定。CMBSの組成・販売はみずほ証券が担当する。

三和ファイナンスが2月にも消費者ローン債権を証券化する。同社が所有 する消費者ローン債権を裏付けに特定目的会社(SPC)が総額1億7300万ユ ーロのABSをユーロ市場で発行する。SPC名は、「エスエフ・ファンディン グ・ワン特定目的会社」。ムーディーズからAa2の予備格付けを取得した。主 幹事は、コメルツ銀行東京ロンドン支店が務める。

住宅金融公庫が発行額500億円の住宅ローン債権担保証券(RMBS)を 発行する。同公庫が所有する住宅ローン債権を三菱信託銀行に信託し、信託受 益権を担保として、同公庫がRMBSを発行する。3月7日の条件、主幹事決 定を予定している。

東京 上野 孝司 Takashi Ueno

小田 真理子 Mariko Oda

伊藤 小巻 Komaki Ito --* tueno@bloomberg.net (03)3201-8696 Editor:Okimoto

クオーク QUOZ JP <EQUITY> CN

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