コンテンツにスキップする
Subscriber Only

KDDI:4営業日連続で上場来安値-日テレコムとの時価総額差拡大

東京 12月27日(ブルームバーグ):KDDIが下げ止まらない。午前終値 は前日比9000円(3.6%)安の24万1000円となり、4営業日連続で上場来安 値を更新している。下落は5営業日連続。低迷する通信株の中でも、「KDDI は買い材料がない」(つばさ証券経済研究所の曽根基春アナリスト)と敬遠され ているようだ。

ブルームバーグ・データによると、KDDIの株式時価総額(26日終値ベ ース)は1兆602億円で、日本テレコムより1283億円低い。昨年10月の同社 発足後、時価総額が初めて日本テレコムに抜かれたのは今年11月9日。その後、 同社が抜き返す場面もあったが、今月18日以降、時価総額の差が拡大している。

機関投資家の中には、同社株を見切り売りする動きもあるようだ。同デー タに登録された機関投資家が、下落基調が始まった6月以降に、同社株の保有 数を100株以上減らしたと報告したポートフォリオは32に上り、うち21のポ ートフォリオが同社株の保有をゼロにした。

このため、同社は来月中旬から欧米で行う投資家向けミーティングで、数 十社の機関投資家を一度に集めて行う「グループランチ」を減らし、個別の投 資家とだけ会う機会を増やす。ただ、説明する内容は「携帯電話の新サービス 開始や順調な債務削減計画」(同社IR室の竹島弘幸課長補佐)などと従来路線 にとどまる見通しで、同社株への投資を呼びかけるには厳しい状況が続きそう だ。

東京 上野 肇 Hajime Ueno KO --*(03)3201-8926 hueno@bloomberg.net

業界別ニュース:JBN17

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE