7月の小売売上高:百貨店、スーパーともに前年割れ―衣料品低迷

日本チェーンストア協会と日本百貨協 会は24日、全国のスーパーと百貨店の7月売上高を発表した。月初は猛暑を背 景に飲料品や日傘など季節商品が好調となったが、月後半の気温低下により夏 物衣料品が伸び悩んだ。スーパーは32カ月連続の前年割れ、百貨店も2カ月ぶ りのマイナスに転じるなど、消費者の節約志向が強まっている。

百貨店、2カ月ぶり前年割れ、衣料品が低迷

全国百貨店の7月売上高は、前年同月比1.5%減の8393億円。主力の衣料 品部門が同2.9%減と再びマイナスに転じた(6月は同2.0%増)ことが影響し た。夏物の在庫セールを6月に前倒ししたため、7月後半は息切れしてしまっ たと言う。

地区別の営業状況では、東京が同0.3%増と、比較的好調だったのに対して、 横浜が同6.7%減、名古屋が同2.7%減、大阪が1.7%減と低調だった。また6 大都市以外の地区は同1.3%減だった。

スーパー、32カ月連続のマイナス

全国スーパー売上高は、前年同月比4.7%減の1兆4243億円と32カ月連続 のマイナス。8月も気温低下などを背景に、「衣料品部門を中心に7月より厳し い状況」(日本チェーン協会・広報生活グループの前島明宏・総括マネジャー) のため、しばらくは前年比マイナス圏での推移となりそうだ。

<7月の全国スーパー売上高>     <7月全国百貨店売上高> 注)▲はマイナス

売上高(億円) 前年同月比(%)  売上高(億円) 前年同期比(%) 総額   14243     ▲4.7    総額   8393   ▲1.5 食料品   7365      ▲2.0     衣料品  3054   ▲2.9 衣料品   2497     ▲7.2     身の回り品 857    5.0 住関品   3000   ▲6.8     雑貨   1017    0.0 サービス  137    2.2     家庭用品 498   ▲6.3 その他   1241   ▲9.9     食料品  2572   ▲2.0

食堂喫茶  183    4.3

サービス  49    3.8

その他   95   ▲3.9

東京 鷺池秀樹  Hideki Sagiike    TU --* 03-3201-8293 hsagiike@bloomberg.net

GDP前年同期比      :JNNAGDPY <Index>HP

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