日本株【個別銘柄】:富士通、オークネト、タリーズ、木曽路、ホンダ

21日の主な銘柄は次の通り。

富士通(6702):32円(2.6%)高の1277円と3日続伸。1万6400人の人 員削減を柱とした事業構造改革を発表し、リストラ効果による中長期的な業績 回復に期待が高まった。

オークネット(9669):275円(11.7%)安の2070円と急反落。下落率は東 京証券取引所1部でトップ。景気低迷の長期化で中古車市場の成長が鈍化、高 級車の不足もあって2001年12月期の業績予想を下方修正したため、失望売り が出たようだ。

タリーズコーヒージャパン(2701):2万9000円(6.9%)高の45万円と 大幅反発。20日に発表した2002年3月期第1四半期(2001年4-6月)決算 は、既存店の集客が好調で、経常利益が2700万円(前年同期はゼロ)となり、 期初計画を79%上回ったことが評価された。

木曽路(8160):しゃぶしゃぶレストラン最大手の同社が一時、74円(5.2%) 高の1494円を付け、年初来高値を更新した。ファミリー層の来店が増え、主力 業態が好調に推移しているとの評価が広がった。また9月3日付で、東京証券 取引所第1部に指定替えになるため、流動性が高まるとの期待も上昇のきっか けになったようだ。終値は69円(4.9%)高の1489円で続伸。

ホンダ(7267):260円(5.5%)安の4450円と続落、3月7日以来5カ月 半ぶりに4500円割れとなった。米国での自動車販売が不振になるとの見方から、 売りが膨らんだようだ。売買代金は299億6000万円で東京証券取引所1部2位。

藤沢薬品工業(4511):70円(3.0%)安の2255円と反落。三和銀行と東洋 信託銀行が保有する同社株式1910万株(発行済株式の約5.9%)の売り出しを 行うことから、株式需給の悪化につながるとの懸念が広がった。

ドッドウエル ビー・エム・エス(7626):20円(2.3%)高の900円と反発。 情報通信機器商社の同社は20日、新たな病院向けのネットワークシステムを開 発し、総合メディカルと業務提携したと発表。提携で医療機関への足掛かりが でき、ドッドウエルの業容拡大につながると期待された。

日本信販(8583):17円(7.0%)高の260円と反発。クレディ・スイス・ ファースト・ボストン証券の江尻憲正アナリストが13日に「買い」に格付けし たことや、20日に同社のクレジットカードの発行増につながるカードの開発を 発表したことなどが株価を押し上げたとみられている。

日信工業(7230):290円(6.8%)安の3960円と続落。ホンダ系ブレーキ 部品メーカーの同社は20日、同社株式200万株(発行済株式の約13.8%)の売 り出しを行うと発表。株式需給の悪化につながるとの警戒感が広がった。一時、 500円(11.8%)安の3750円まで下げた。

銀行株:東京三菱フィナンシャル・グループ(8306)が4万8000円(5.1%) 高の98万8000円、UFJホールディングス(8307)が2万6000円(4.4%) 高の62万2000円など、4大金融グループを中心に堅調に推移、一段高となっ た。銀行保有の内需関連株を中心に、欧州勢を買い手とした持ち合い解消が進 んでいるとの見方が背景となっているようだ。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki       TU --* (03) 3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net

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