米議員:メリルとCSFBの自主規制は不十分-利益相反行為

米下院資本市場小委員会のベ ーカー委員長(共和、ルイジアナ州)は27日、米大手証券のメリルリンチやス イスの大手金融グループ、クレディ・スイス・グループの投資銀行部門、クレ ディ・スイス・ファースト・ボストン(CSFB)が導入した自主規制では、 アナリストによる株式の推奨で投資家が不利益を被らない仕組みを十分に保証 していないと指摘したうえで、この問題について法整備が必要かもしれないと の見解を示した。

ベーカー委員長は「利益相反の問題が存在し、まん延している。自主規制 の改善が望ましいが、将来的には法制化あるいは規制導入が求められる可能性 もある」と指摘。米証券取引委員会(SEC)や議会は、証券会社の自主規制 の欠点を補う基準を設定する必要があるかもしれないと主張した。同委は31 日、アナリストの利益相反行為について2回目の公聴会を開く。

市場では、新規株式公開(IPO)ブームが広がったここ数年を中心に、 アナリストが自己保有銘柄を考慮した推奨や、投資銀行業務の顧客獲得を狙い にした株式推奨を行ったとの批判が高まっている。メリルやCSFBなどは今 月に入って、アナリストに対し自ら推奨する銘柄の自己保有を禁じるなど、批 判回避に動いている。

ワシントン Neil Roland 、 東京 山口 裕子 Yuko Yamaguchi            MK --*(03) 3201-8984 yuyamaguchi@bloomberg.net

企業別ニュース:

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE