株主総会:「欧州、IT対応」に努力と強調、株主数は過去最高-トヨタ

自動車生産世界第3位のト ヨタ自動車は27日、愛知県豊田市の本社で第97回の定時株主総会を開催、2001 年3月期の利益処分案承認や取締役・監査役の選任など5つの議案を可決した。 所要時間は1時間47分(同1時間32分)。昨年株式売買単位を1000株から100 株に引き下げを行ったことも影響し、出席株主数は過去最高となる636人(前 回は526人)が出席した。

トヨタ海外広報室によると、総会では議長の張富士夫社長が2001年3月期 で連結純損益が過去最高を更新したことや2002年3月期の業績見通しについ て説明。株主から書面で1つ、会場では14人から今後の経営方針や燃料電池車 などについて28の質問が出された。

今後の経営方針について張社長は、「今後は欧州事業やIT(情報技術)時 代への対応が必要」との認識を示したうえで、「今後とも(会社経営に対して) 最大限の努力を行っていきたい」と回答。また、独フォルクスワーゲンや米ゼ ネラル・モーターズなど海外メーカーとの提携については「個別にメリットが あるものについては対応していく」(張社長)と述べ、従来と同様の趣旨の回答 にとどまった。

総会ではこのほか、住宅事業を分社化しないのかとの質問に、清水哲太副 社長(住宅部門担当)が「住宅事業は採算ベースに乗りつつある。当分はトヨ タ傘下の方がメリットがあり分社化は当分考えていない」と答えた。

トヨタの株価終値は、前日比20円(0.46%)高の4350円。

東京 井上 徹二 Tetsuji Inoue TM --* (03) 3201-7297 teinoue@bloomberg.net

参考画面: トヨタ自動車のインターネット、ホームページ 7203 JP <Equity>CWP 自動車関連のニュース(日本語): NI AUT JBN 自動車関連の資料(日本語): NI AUT CRJ

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