トヨタ社長:2005年には年間30万台のハイブリッド車を生産へ(2)

自動車生産世界第3位、トヨタ自動車 の張富士夫社長は15日、ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたハイ ブリッドシステムを導入した新型ミニバン「エスティマハイブリッド」の発表 会で、「今後もさまざまなハイブリッドを開発し2005年には今の10倍にあた る年間30万台を生産したい」と述べ、ハイブリッド車や燃料電池車などの生産 に向け意欲を示した。

トヨタは1997年に世界で初めてハイブリッド車「プリウス」(排気量 1500cc)を発売。販売開始から日米欧で累計約6万台を販売しており、エステ ィマハイブリッドが第2弾となる。ただ、エスティマハイブリッドはまず日本 で販売し、欧米での発売については、「将来は考えているが現時点では検討中で ある」(張社長)としている。

世界の自動車市場では排気ガスの規制が厳しくなるなど環境対策が必要な ため、自動車メーカー各社は、ハイブリッド車や燃料電池車などの研究・開発 にしのぎを削っている。トヨタも環境対策として、「ハイブリッド車を1つの柱 にする」(張社長)と強調している。

自動車業界では2010年には空気中の酸素と燃料の水素を反応させ発生す る電気を駆動力とする環境対応車、燃料電池車が市場に導入される見通し。自 動車用の燃料電池開発は、日本自動車メーカーも含め各社さまざまな研究開発 を行っているが、独ダイムラー・クライスラーと米フォード・モーターなどが メタノールから水素を取り出す方式、米ゼネラル・モーターズ(GM)、米石油 メジャーのエクソンモービルなどはガソリンから取り出す方式で開発を進めて いる。

トヨタの株価終値は、前日比30円(0.72%)高の4170円。

東京 井上 徹二 Tetsuji Inoue TM --* (03) 3201-7297 teinoue@bloomberg.net

参考画面: トヨタ自動車のインターネット、ホームページ :7203 JP <Equity>CWP 自動車関連のニュース(日本語): NI AUT JBN 自動車関連の資料(日本語): NI AUT CRJ

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