コンビニ株が下落、公取委が実態調査を開始―成長鈍化懸念高まる

セブン-イレブン・ジャパンなどコン ビニエンスストア株が軒並み下落。業態の成長性が鈍化しているとの見方が増 える一方で、公正取引委員会がコンビニなどのフランチャイズ・ビジネスに関 する実態調査を行うと13日発表したためイメージ低下が懸念された。

午前10時15分現在の株価は、セブンイレブンが前日比90円(1.85%)安 の4780円、ローソンが同140円(3.18%)安の4260円、ファミリーマートは 同5円(0.25%)安の1995円。

「公取委が調査に入るということはそれだけ問題が増えてきているという 証拠でもある。チェーン間の競争が激しくなっており、コンビニも苦しいとの 見方が広がっている」(さくらフレンド証券投資情報室の千原さとるチーフ・ス トラテジスト)

公取委は13日、フランチャイズ・システムに関する実態調査を行っている ことを明らかにした。コンビニエンスストア主要本部13社に対するヒアリング 調査や、加盟店3000店に対するアンケート調査をもとに今年9月中をめどに報 告書をまとめる計画。本部と加盟店とのトラブルが発生しているほか、独占禁 止法の問題も指摘されていることを受けた。

公取委経済取引局企業取引課によると、過大な売り上げ予測で加盟店を募 集する一部チェーンがあるのではないか(欺瞞顧客誘引)との指摘が出ている ほか、本部が加盟店に対して商品の仕入れを強制したり、販売単価を決定した りする点が「優越的地位の乱用」に抵触しているとの意見もあるという。

ただ、「今回の調査はあくまで業界全般の実態を調査するもので、処分を前 提とした通常の事件審査ではない」(企業取引課)としている。

東京 鷺池秀樹 Hideki Sagiike HS --* 03-3201-8293 hsagiike@bloomberg.net

参考画面: セブン-イレブン・ジャパン :8183 JP <Equity> CN ローソン :2651 JP <Equity> CN ファミリーマート :8028 JP <Equity> CN サークルケイ・ジャパン :7437 JP <Equity> CN サンクスアンドアソシエイツ :7557 JP <Equity> CN ミニストップ :9946 JP <Equity> CN スリーエフ :7544 JP <Equity> CN ポプラ :7601 JP <Equity> CN

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