トーメン:タイで発電所建設を開始、民間で世界最大級-06年操業へ

トーメンは、通貨危機の影響などで一 時中断していたタイでの発電事業を開始する。民間発電事業では世界最大級と なる出力140万キロワットの石炭火力発電所建設を2002年4月1日から着工し、 2006年1月からの操業開始を目指す。常務執行役員で電力事業本部長の堀俊夫 氏が5日、ブルームバーグ・ニュースの取材に対し、明らかにした。

発電所の建設場所は、首都バンコクから南西380キロメートルに位置する プラチャップ県ヒンクルット地区。操業開始後は25年にわたりタイ電力公社(E GAT)に売電する。総事業費は12億米ドルで9億米ドルを売電の予定収入を 担保にするプロジェクト・ファイナンスによって資金調達する。

このプロジェクトは、97年6月にトーメン側とEGATで売電契約が結ば れ、同年末に着工、2001年には操業開始の予定だった。しかし、97年のタイ通 貨危機の影響でEGAT側にはタイ国内での電力需要の落ち込み懸念からの計 画見直し、トーメン側にはカントリーリスク懸念からプロジェクト・ファイナ ンスの組成がまとまらなかったなど、着工時期が遅れていた。

タイ経済の回復に加え、同国政府から環境面での調査を踏まえた発電所の 建設許可がこのほど降りた。トーメンでは2002年3月までに邦銀などの協調融 資合意を取り付け、プロジェクトを本格稼動させたい考えだ。

事業主体となるのは「ユニオン・パワー・ディベロップメント」(UPDC) 社。出資していた4企業のうち、アジア地域での事業撤退方針などを打ち出し たフィンランド国営電力会社(IVO)と、米独立発電事業者(IPP)のサ ザンエナジーは出資構成から外れる。ただ、プロジェクト規模が大きいため、 トーメンとタイ大手財閥のサハユニオンは、関心を示す企業を新たに招へいし、 年末までに最終的な参加企業を決定したいという。UPDCの資本金は3億米 ドルでトーメンの出資比率は34%。

トーメンの株価(5日終値)は、前日比4円(2.82%)安の138円。

東京 鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki    na

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