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コロムビアが210万株の買い気配、米リップルウッド主導で再生へ

日本コロムビアが35円(14.6%)高 の274円で差し引き210万株の買い気配。米投資会社RHJインダストリアル パートナーズ(リップルウッド)と資本提携を結び、ハード事業を譲渡すると 発表したため、音楽事業に特化して事業再生を進めるとみられた。

同社が9日発表したところによると、AV(音響・映像)関連機器などの ハード事業は10月1日付で会社分割し、新たに設立する100%出資会社「デノ ン」に移管する。その後新会社の株式をリップルウッドが指定する持ち株会社 に98%、日立製作所へ2%譲渡する。譲渡価格は総額約60億円。

コロムビア自身は音楽ソフト事業に特化することとなる。10月までにリッ プルウッドが指定する持ち株会社と日立を割当先として第三者割当増資を実施 し、調達する資金約100億円を債務の圧縮と運転資金、経営改善のための資金 需要に充当する。リップルウッドは持ち株比率41.7%の筆頭株主としてコロム ビア経営に参加し、ソフト事業の再構築を図る。

コロムビアは2001年3月期で10期連続の連結最終赤字となる見込みであ り、財務体質の改善が急務となっていた。

ワールド日栄証券調査部の鈴木英之次長は、「増資による財務面の安定を 評価する形で株価が上昇している。また親会社の日立が投資先の見直しを進め ていることから同社に対する不安が高まっていたが、これについて資本関係の 落ち着き先が決まり、安心感を生んだ」とみている。

東京 浅井 真樹子 Makiko Asai TU --* (03)3201-8955 masai@bloomberg.net

参考画面: 日本コロムビア 6791 JP <Equity>CN

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