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日本株【個別銘柄】:片倉、京セラ、東燃ゼネ石、日オラクル、信越化

2日の主な銘柄は次の通り。

京セラ(6971):890円(8.7%)安の9310円と5日続落。一時9300円まで 下げ、2月14日以来約2週間ぶりに昨年来安値を更新した。1万円を割り込ん だのは、99年11月2日以来、1年3カ月ぶりのこと。部品事業の需要鈍化に加 え、今期利益率が5.5%にとどまるなど機器事業の低迷が続いており、来期業績 の悪化を警戒する売りが継続した。

オープンループ(4831):ナスダック・ジャパン市場に新規上場。公募価格 の33万円に対して2.3倍の水準となる76万2000円買い気配のまま、初日の取 引を終了。東証1部市場の低迷が続くなか、海外投資家の売りや持ち合い解消 売り圧力の少ない好業績株として注目を集める格好となった。

片倉工業(3001):100円(15.9%)高の729円ストップ高(制限値幅いっ ぱいの上昇)。700円台は98年5月以来で、昨年来高値を5カ月半ぶりに更新、 上昇率は東証1部で第1位。医薬品販売事業の拡大などで、来期業績も堅調に 推移するとみられ、純資産倍率(PBR)1倍割れの株価は割安との見方が広 がった。また、バイオ関連技術の成長期待も支援材料となった。

コカ・コーラウエストジャパン(2579):10円(0.4%)安の2370円。同社 は1日発表した、西武百貨店からの三笠コカ・コーラボトリング(2575)の株 式取得と、株式公開買い付け(TOB)による三笠コカの51%以上の株式買収が 好感され、一時は80円(3.3%)高の2460円まで上昇した。三笠コカは100円 (11.6%)高の960円ストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)。

ダイエーOMC(8258):7円(2.0%)高の344円と続伸。2001年2月期 の連結純損益が130億円の黒字に転換するとの報道で買い安心感が広がった。

日本マランツ(6799):変わらずの225円。一時は15円(6.6%)安の210 円まで下落。同社が1日発表した2000年12月期連結決算は、主力の音響映像 機器関連製品や通信機器関連製品の販売競争による価格の下落で、純利益が前 期比25%減の9200万円となり、業績不安が広がった。

インターキュー(9449):40円(2.1%)高の1930円と4日ぶりに反発。26 日発表した2000年12月期単独決算によると、経常利益が前期の1.5倍の12億 円となるなど業績は好調。さらに2日付の日本経済新聞が、プロバイダーの業 績比較を報じたことで、同社の業績好調さが改めて確認され、買い戻された。

信越化学(4063)、東京エレクトロン(8035):信越化が250円(6.1%)安 の3810円が昨年来最安値。東京エレクが560円(7.1%)安の7280円と4日続 落。モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッター証券が両社を「コンペティ ティブ・エッジ・ベスト40アイディアズ」から削除したことが、下げにつなが ったとみられる。

東北電力(9506):17円(1.0%)高の1630円。2月28日に、2001年3月 期の増配と、有利子負債の大幅削減方針を盛り込んだ中期経営方針を発表して おり、これを評価する買いが継続的に入った。また、国内景気の不透明感や米 国株式市場の不安定な動きが続くなか、業績安定度の高い公益セクターとして も評価されたようだ。

銀行株:東京三菱銀行(8315)が38円(3.1%)安の1155円、さくら銀行 (8314)が22円(3.1%)安の672円など大手銀行株が軒並み安。前週以降、 貸し株市場で調達、売却していた投資家の買い戻しなどで急伸してきたが、短 期間で株価が戻ったことで、利益確定売りに加え、企業との持ち合い解消売り も出やすかったようだ。また市場では株安のなかでの不良債権処理に伴う経営 体力消耗を懸念する向きもみられた。

東燃ゼネラル石油(5012):60円(9.3%)高の705円と大幅続伸。一時725 円まで買われ、昨年12月半ば以来の高値となった。引き続き自社株取得などが 好感されたようだ。

日本製紙(3863):1円(0.1%)安の646円。一時25円(3.8%)高の672 円まで上昇した。同社は米国の古紙流通業者と提携し、4月から月間5000トン の新聞古紙の輸出を開始することを明らかにしたため、良好な収益環境が今後 も続くと評価されたようだ。

ローム(6963):690円(3.8%)安の1万7360円と大幅安。電子部品業界 の受注減少が目立つなか、同社の来期設備投資が半減することが明らかになり、 来期以降の業績成長も鈍化するとの懸念が強まった。

日本オラクル(4716):1550円(8.6%)安の1万6400円と大幅安。親会社 である米オラクルが市場予想を下回る業績見通しを発表して急落したため、製 品需要鈍化による業績悪化が警戒された。

日本通運(9062):9円(1.6%)安の531円で3日続落。一時10円(1.8%) 安の530円まで下げ、連日の昨年来安値更新となった。2月28日に2001年3 月期の業績見通しを下方修正しており、収益悪化に対する失望売りが増加した。 アナリストの間でも、投資判断を引き下げる動きが相次いだ。

証券株:野村証券(8604)が80円(3.4%)安の2220円、大和証券グルー プ本社(8601)は44円(4.1%)安の1025円、日興証券(8603)は17円(2.0%) 安の834円など証券会社の株価が軒並み安。日経平均が連日でバブル崩壊後の 最安値を更新するなど日本株低迷が深刻になっていることから収益悪化か懸念 が強まった。

日揮(1963):1円(0.1%)高の805円。2日付の日本経済新聞は、同社 が独エンジニアリングのリンデと共同で、トルクメニスタンの国営会社から化 学プラントの受注を内定したと伝えた。受注金額は約7億ドル(約820億円) で、今秋にも正式に契約する見通しだ。これを受けて市場では買い注文が膨ら んだ。

兼松(8020):一時2円(1.2%)高の166円まで上昇し、連日の昨年来高 値更新となった。同社は1日、35億円の第三者割当増資を3月中旬に実施する と発表、事業成長の期待が広がったようだ。終値は4円(2.4%)安の160円と 下げに転じた。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki TU --* (03)3201-8312 mshiraki1@bloomberg.net

参考画面: 企業ニュース:JBN18 日揮 1963 JP <Equity> CN 三笠コカ・コーラボトリング 2575 JP <Equity> CN コカ・コーラウエストジャパン 2579 JP <Equity> CN 片倉工業 3001 JP <Equity> CN 日本製紙 3863 JP <Equity> CN 信越化学 4063 JP <Equity> CN 日本オラクル 4716 JP <Equity> CN オープンループ 4831 JP <Equity> CN 東燃ゼネラル 5012 JP <Equity> CN ローム 6963 JP <Equity> CN 京セラ 6971 JP <Equity> CN 兼松 8020 JP <Equity> CN 東京エレクトロン 8035 JP <Equity> CN ダイエーOMC 8258 JP <Equity> CN さくら銀行 8314 JP <Equity> CN 東京三菱銀行 8315 JP <Equity> CN 大和証券グループ本社 8601 JP <Equity> CN 日興証券 8603 JP <Equity> CN 野村証券 8604 JP <Equity> CN 日本通運 9062 JP <Equity> CN インターキュー 9449 JP <Equity> CN 東北電力 9506 JP <Equity> CN

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