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東燃ゼネラルが高い、今期も経常増益を予想-約2か月ぶりの高値

米エクソンモービルグループの東燃ゼ ネラルが反発し、前日比33円(5.36%)高の649円。先週から上昇基調に転じ ており、約2カ月ぶりの高値を付けている。28日発表した2000年12月期決算 は変則決算となったものの、今期の増益予想に加え、600億円を上限とする自己 株式の取得計画などが好感されているもようだ。

ABNアムロ証券の鈴木博行アナリストは、今回の決算内容が実質的に改 善していると評価したうえで、2001年度も経常増益予想が出されていることに 注目している。同氏が増益要因として挙げているのが、マージンの改善。長期 低落傾向を続けていた石油会社のマージンは昨年4-6月ころに歯止めがかか り「今年1月からはやや良くなっている」(鈴木氏)とみられるからだ。今回の 決算は、稼ぎ時の昨年1-3月期におけるマージン圧縮を織り込んだものとな っており、今年は好環境のなかでスタートしたことから、今後の業績への期待 が持てるという。

石油業界全体に利益重視のコンセンサスが広がり、精製設備の削減が実施 されていることやマージンの改善などから、鈴木氏は石油セクターについて「良 い方向に変化している数少ない業界」と評価している。

旧東燃と旧ゼネラル石油は昨年7月1日付で合併した。今回の決算には、 旧 東燃および東燃の連結対象会社の昨年1-6月期業績は含まれていない。2000 年12月期の単体経常利益(旧東燃と旧ゼネ石を加えた参考数字)は590億円、 2001年度の同経常利益は670億円を見込んでいる。

東京 藤元 茂 Shigeru Fujimoto     na --*03-3201-8353 sfujimoto@bloomberg.net

参考画面: 東燃ゼネラル石油の株価チャート 5012 JP <Equity>GP

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