三国コカは反落:東京コカとの共同製造会社設立合意で利益確定売り

三国コカ・コーラボトリングは反落。 前日比32円(2.46%)安の1268円。同社は27日、東京コカ・コーラボトリン グと共同製造会社を設立することで基本合意したと発表した。

しかし、同社の株価は2月で、1日終値の1151円から28日終値の1300円 まで、149円(12.95%)上昇しており、利益確定の売りもでたようだ。

野村証券の山口正章氏によると、共同製造会社の設立で、2004年12月期ま でに両社で約60億円の統合効果が期待できる。しかし、同社の販売エリア(埼 玉県、群馬県、新潟県)は全国的にも清涼飲料販売の激戦区。山口氏は、短期 的には業績悪化懸念が予想されるとし、さらに最近の株価上昇を考慮し、投資 判断を据え置いている。

岡三証券アナリストの山田栄一氏は「例えば、ビン入り飲料の製造工場は、 全国のコカ・コーラグループで2カ所程度あれば供給できるだろう。地域ごと の製造では効率が悪く、共同製造会社の設立は評価できる。ただ、コスト削減 だけでは、三国はじめ国内のコカ・コーラグループは、縮小均衡になる。清涼 飲料業界内では大きな変化が起こっている。商品面では、炭酸・果汁飲料から 茶系飲料へと変化している。また販売網では、自動販売機などからコンビニエ ンスストアなどにシフトしている。商品の企画面での協力が重要だ」とコメン トした。

東京 小原 篤次  Atsuji Ohara MH --* 03-3201-7493 aohara@bloomberg.net

参考画面: 企業ニュース:NI KIGYO, NI COS 三国コカ・コーラボトリング 2572 JP <Equity>CN

産業別ニュース:JBN17

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