欧州薬品5位ロシュ、今年は小規模な買収活動を活発化へ-競争力強化

欧州5位の薬品メー カー、スイスのロシュは今年、競争力強化を目指し、小規模な買収活動を活発 化するとみられている。

調査費用の大規模な圧縮や、やせ薬「ゼニカル」の売り上げ鈍化で、ロシ ュの株価は昨年、9.8%下落した。一方、同業のノバルティスは今年、5つの大 型新薬を発売する予定で、同社の株価は昨年26%値上がりしている。

ロシュは30年前に発売した精神安定剤「バリウム」で知られるが、今年投 入する計画の有望な新薬は肝炎治療薬「ペガシス」のみ。投資家の間では、ロ シュは売り上げ拡大を目指し、社外に目を向ける必要があると指摘されている。

バンク・レウ(チューリッヒ)のファンドマネジャー、ザネッティ氏は「ロ シュは間違いなく圧力にさらされている」とし、「機会があれば、企業または事 業の買収に踏み切ろう」と指摘する。

ロシュはこれまでに、米トリメリスと新たなタイプの後天性免疫不全症候 群(AIDS)治療薬の開発契約を結んでいる。また、がん治療薬事業を強化 しており、米ジェネンテックの乳がん治療薬「ハーセプティン」を欧州で販売 する権利を獲得している。米OSIファーマシューティカルズと新薬のライセ ンス契約を結んだほか、旧英スミスクライン・ビーチャムからは吐き気止め薬 「カイトリル」を12億ドルで取得した。

原題:Roche Set for 2001 Shopping Spree in Struggle to Catch Rivals

(抜粋) 記者:チューリッヒ     Kim Frick

翻訳:東京 本間 さおり Saori Honma    AK --*(03)3201-8336 sahonma@bloomberg.net

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