クレディ信託の藤原氏が移籍、日興アセット有力-人材流動化の投信業

クレディ・スイス信託銀行で日本株式 運用部長を務める藤原敬之氏が、同業他社への日本株投資信託の運用担当での 移籍を前提に、同社を9月30日付で退社することが31日明らかになった。ク レディ信託の福田敏朗社長が同日明らかにした。同社の関係者によると、藤原 氏の移籍先は、日興アセットマネジメントが有力とみられる。同氏が運用して いた「メガトレンド」の運用は、菅田修司ファンド・マネジャーが担当する。

日本の投信業界では、引き抜きなどを含め、有力ファンド・マネジャーが 会社を移る人材の流動化が顕著になってきており、運用担当者の力量や知名度 が投信運用会社の経営を左右する新たな時代に突入したと言えそうだ。

日興アセットでは、8月25日付で同社の大型投信「ジパング」の運用責任 者だった牧譲治・投信株式運用本部長(当時)が退職、日本株運用の優秀な人 材を探していた。

藤原氏は、クレディ・スイス信託で、純資産で約350億円の主力投信メガ トレンドなどを運用。メガトレンドは、1997年9月末の設定以来、基準価額が ほぼ一貫してベンチマークのTOPIXを上回るなど、藤原氏の運用手腕には 定評があった。30日現在の基準価額は1万1380円で設定以来の騰落率は、13.8% の上昇。

日興アセットは、日本の成長企業に投資する投信の運用力の強化と、個人 投資家への販売に力を入れている。ジパングは、1998年2月末に設定、30日現 在の基準価額は1万639円となっている。純資産額は5000億円弱。

日興アセットを去った牧譲治氏は、8月28日付で、ベアリング投信投資顧 問の日本株式の運用責任者に就任した。

日興証の株価終値は、前日比5円(0.5%)高の1029円。

東京 平野 和 Kazu Hirano KO

関岡 智美 Tomomi Sekioka

--*03-3201-3220 khirano1@bloomberg.net

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