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コラム:ファンドマネジャーがインターネット株を売却-米国

米国のファンドマネジャーの なかに、これまで素晴らしいパフォーマンスを見せていたインターネット関連株 に対して、その大幅な上昇局面は終わったとの見方から、ヘッジする動きが出始 めている。

ロジャー・エンゲマン・アンド・アソシエイツはインターネット検索会社2 位のエキサイトの株式を売却した。また、ダンカン・ハースト・キャピタル・マ ネジメントは電子書籍販売のアマゾン・ドット・コム株を売り、ワデル・アンド・ リードはパソコン通信最大手、アメリカ・オンライン株とインターネット検索サ ービス最大手のヤフー株をそれぞれ売却した。

インターネット関連企業の多くは収益が黒字転換していないにもかかわらず、 株価は今年に入って目覚ましい上昇を経験している。ヤフ-の株価は、7月6日 までに3倍以上に値上がりして207 1/2ドルを付けた。さすがその後は伸び悩み、 186ドルまで下がっている。

ヤフー株は、今後一段安となり今より安値で買い戻せるとの見方から、発行 済み株式数4800万株のうち600万株強が空売りされている。

最近のインターネット関連株の急落で、腰が引け始めている投資家もいる。 ヤフー株と同業4位のライコス株をこのほど売却したマンダー・ネットネット・ フンドのファンドマネジャー、クック氏は「当社は、向こう半年から1年の間は インターネット株を組み入れるつもりはない」と語り、「急上昇した後だけに、 これらの銘柄にさほど上昇余地は残っていないと考えるからだ」と続けた。

インターネット関連株のパフォーマンスに対してまったく不満を抱いていな い投資家もいる。エンゲマン(資産運用額70億ドル)で運用を担当するブライン ズ氏は、1996年12月にエクサイト株を1株当たり22ドルで購入、今年6月に1 株当たり平均70ドルで25万株を売却した。その後、エクサイトの株価は7月7 日の111ドルを天井に91ドルまで下げている。

ファンドマネジャー泣かせ

ファンドマネジャーは、インターネット関連企業の見通しを予想するのは難 しいと話す。この業界が誕生してまだ2、3年しかたっていないうえ、型にはま った投資分析法では測りきれない面があるからだ。

ニコラス・アップルゲート・キャピタル・マネジメント(資産運用額300億 ドル)のファンドマネジャー、ロス氏は「伝統的な手法で判断するのが難しい業 種だ」とし、「業績を把握するのは簡単ではないし、将来、事業がどれくらい大 きく成長するかが分からない」と指摘する。

原題:Money Manegers Sell High-Flying Internet Stocks: Flow of Funds 記者:ニューヨーク、Jon Friedman (212) 318-2337 翻訳:東京、 薦田 浩Hiro Komoda (03)3201-8338 TA

参考画面:ヤフーの株価推移を示すグラフ:YHOO US <Equity> GP

企業別ニュース:JBN25 ヤフー YHOO US <Equity> CN アメリカ・オンライン AOL US <Equity> CN エキサイト XCIT US <Equity> CN アマゾン・ドット・コム AMZN US <Equity> CN

種類別ニュース: インターネット NI HWY メディア NI MED 投資信託 NI FND 証券 NI SCR この記事の原文 NI FLOWFUND

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