Updated: Tokyo  2013/05/26 12:30  |  New York  2013/05/25 23:30  |  London  2013/05/26 04:30
 

ソニー株32年ぶり安値、今期純利益予測は市場予想の半分-東京市場

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  5月11日(ブルームバーグ):ソニー 株価が約32年ぶりの日中安値をつけた。前日発表の今期(2013年3月期)純利益見込みが市場予想の半分にとどまったことで、売りが加速した。野村証券は目標株価を引き下げた。

同株 は一時、前日比8.5%安の1110円まで下げた。この株価はブルームバーグ・データで確認できる1980年8月12日の日中安値 1064円以来の低水準。終値は同6.4%安の1135円。売買額は国内上場株2位の315億円。

ソニーは今期、テレビ事業のリストラなどによる利益体質改善で5年ぶりに純損益を黒字化させる計画。しかし純利益予想は300億円と、アナリストによる事前予想平均614億円の半分以下。前期は過去最 悪4567億円の赤字だった。

野村証券の御子柴史郎アナリストは11日付でソニーの目標株価を1570円から1380円に引き下げ。リポートで株価の上昇には「会社の規模のダウンサイズにめどをつける」ことや、同社独自の製品戦略が不可欠ではあるが、「これらを織り込む環境にはない」とした。

ゴールドマン・サックス証券の渡辺崇アナリストは11日リポートで前日の発表内容は「ネガティブな印象」とコメント。「半導体は売上計画が想定以上に弱く、増益幅も少ない」と指摘。テレビ事業についても会社側計画の800億円の赤字よりも縮小の可能性があるものの、会社全体の損益は「下振れ余地が大きい」との認識を示した。

今期の半導体の売上高目標は前期比13%増で、設備投資計画は 同40%減の900億円。同社の半導体事業の主軸は携帯端末やデジタルカメラなどの撮像部品であるCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーで、医療分野への転用などを進める方針。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 小笹俊一 sozasa@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Michael Tighe mtighe4@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net

更新日時: 2012/05/11 18:20 JST

 
 
 
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