トヨタ:プリウス生産拡大へ、米国需要が目標を大きく上回る
5月8日(ブルームバーグ):トヨタ自動車 はハイブリッド車「プリウス」の生産を拡大する方針だ。米国での年間販売目標を22万台余りとしているが、それを上回るペースで需要が高まっていることが背景。トヨタはハイブリッド車の販売で世界最大。
米国トヨタ自動車販売のボブ・カーター副社長は7日、ロサンゼルスでのインタビューで、「目標を大きく上回るペースだ」と説明。「追加生産を指示した。生産は拡大できると確信している。ただ需要は世界的に強く、特に日本で著しい」と続けた。
リフトバックやVワゴン、Cサブコンパクト、プラグインを含むプリウスの販売台数は、年初から4月までに8万6027台と、前年同期比で56%増えた。ブルームバーグが算出したところによれば、このペースが続いたとすると年間販売台数は25万台を超える。
カーター副社長によると、4月に米国で購入された全ハイブリッド車のうち、55%がプリウスだった。
このほか、日本でもエコカー補助金が奏功しプリウスの需要が大きく伸びていると説明。その影響で、米国部門は希望するだけのプリウスを手当てできない可能性がある。
カーター副社長は「そうした数字について予測するのは時期尚早だ」とし、「現時点で生産が確認されているわけではない」と続けた。
日本自動車販売協会連合会の統計によると、プリウスの国内販売台数は年初から4月までに21万5458台と、前年同期の5万7399台から増加した。
トヨタ はまた、電子メールで8日配布した発表文で、米ケンタッキー州ジョージタウンの工場で4気筒エンジンの生産を来年8月までに年10万基引き上げるため、約3000万ドル(約24億円)を投じる計画を明らかにした。同工場では約80人を新規雇用する予定。
原題:Toyota Says Prius Demand Outpacing 220,000-Unit U.S.Target (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロサンゼルス Alan Ohnsman aohnsman@bloomberg.net
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更新日時: 2012/05/09 07:17 JST