Updated: Tokyo  2013/06/20 00:17  |  New York  2013/06/19 11:17  |  London  2013/06/19 16:17
 

米国株が続落、統計が失望誘う-雇用統計前に様子見

Share Google チェック

  5月3日(ブルームバーグ):3日の米国株式相場は続落。非製造業の景況指数が予想を下回ったことが売りを誘った。4日に雇用統計の発表を控えて様子見気分も強かった。

S&P500種の産業別10指数のうち素材株とテクノロジー株が特に下落。アルミ生産のアルコアとコンピューターのヒューレット・パッカード(HP)はいずれも下落した。自動車のゼネラル・モーターズ(GM )は減益が嫌気され売られた。ディスカウントストアのターゲットも安い。同社の4月の売上高は予想に届かなかった。

一方、この日上場されたプライベートエクイティ(未公開株、PE)投資会社カーライル・グループは上昇した。

S&P500種株価指数は0.8%下げて1391.57。ダウ工業株30種平均は61.98ドル(0.5%)安の13206.59ドル。

レイモンド・ジェームズ・アソシエーツのチーフ投資ストラテジスト、ジェフリー・ソー氏は「経済統計は景気が緩やかになってきたことを示している。4日の雇用統計が失望を誘う内容になっても意外ではない。そうなれば、買われ過ぎたポジションが解消されるだろう」と述べた。

雇用統計予想

経済統計予想の正確さを示すシティグループ経済サプライズ指数 はマイナス24.20と、昨年9月以来の低水準となり、実際のデータが予想よりも悪いことを示唆した。

ブルームバーグの調査によると、4月の雇用統計で非農業部門の雇用者数は16万人増加が見込まれている。前月は12万人増だった。

フェデレーテッド・インベスターズのチーフ株式ストラテジスト、フィリップ・オーランド氏(ニューヨーク在勤)は「新規失業保険申請件数は良かった。これは5月の雇用統計は改善する可能性が高いことを示唆している。ただ、4日発表の4月の数値は恐らく一時的な弱さを示すだろう」と語った。

S&P500種は年初からの上昇率を11%に削った。ブルームバーグのまとめたデータによると、4月10日以降に決算を発表したS&P500種採用企業のうち利益が予想を上回ったのは約71% だった。

素材株が下落

S&P500種産業別10指数のうち8指数が下落。素材株は1.1%下落した。景気敏感株で構成されるモルガン・スタンレー・シクリカル指数は1.5%下げた。アルコア は1.5%安、HPは3.1%下落した。バンク・オブ・アメリカ(BOA)は2%の値下がり。

GMは2.4%下落。1-3月(第1四半期)は欧州での損失拡大が影響した。

カーライル は0.2%上昇。同社は新規株式公開(IPO)で6億7100万ドルを調達した。前日の発表資料によると、同社は1株22ドルで3050万株を売却した。

原題:U.S. Stocks Decline on Disappointing Data Ahead of JobsReport(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Rita Nazareth rnazareth@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Nick Baker nbaker7@bloomberg.net

更新日時: 2012/05/04 06:49 JST

 
 
 
最新のマーケット情報を携帯でご覧いただけます。ぜひご利用ください。