マードック会長はニューズの総帥に不適格-英議会報告書
5月1日(ブルームバーグ):米メディア企業ニューズ・コープ のルパート・マードック会長について、国際的な大企業を率いるのに「適した人材ではない」と英下院文化委員会が報告書で指摘した。英大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」で行われた電話盗聴の規模について、同社の英国部門が議会を欺いたとしている。
下院文化委は報告書で、マードック氏が「自分の会社で起きていることについて、見て見ぬふりをして故意に目をつぶった」と批判。「このような企業文化はトップから組織全体に広がっており、ニューズ・コープにおける効果的なコーポレートガバナンス(企業統治)の欠如について多くを物語っている」との見解を示した。
今回の報告書を受けて、英国の通信監督当局がニューズが放送免許を持つことを不適当だと判断し、ブリティッシュ・スカイ・ブロードキャスティング・グループ(BスカイB )の株式保有比率を現在の39%から引き下げるよう求める可能性が高まることも予想される。ニューズは昨年、電話盗聴事件発覚を受けて、78億ポンド(約1兆150億円)を投じて、BスカイBを完全子会社化する計画を断念した。
原題:Rupert Murdoch Not Fit to Lead News Corp., Lawmakers Say(4)(抜粋)
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更新日時: 2012/05/02 11:50 JST