Updated: Tokyo  2013/06/20 08:14  |  New York  2013/06/19 19:14  |  London  2013/06/20 00:14
 

FOMCメンバー3人が追加緩和は不要と指摘-景気拡大持続

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  5月1日(ブルームバーグ):今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つメンバー3人は、米景気拡大が持続しているとして、追加緩和策は不要だとの見解を示した。

リッチモンド連銀のラッカー総裁は1日にワシントンで、追加の金融刺激策を実施しても成長の後押しにはほとんどならず、インフレをあおるリスクがあると指摘した。サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は自身の見通しでは追加の債券購入は正当化されないと発言。アトランタ連銀のロックハート総裁はこうした行動の恩恵に懐疑的な見方をあらためて示した。

4月24-25日開催のFOMCは金融政策を変更しなかった。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は経済が予想外に悪化しない限りは追加刺激策の可能性が低いことを示唆。状況が悪化すれば「追加措置を講じる用意」があるとしながらも、インフレ率がFRBの目標の2%に近づく中で物価上昇を加速させるような政策を追求するのは「無謀」だろうと発言した。

ラッカー総裁は1日にブルームバーグ・リンクが主催したブルームバーグ・ワシントン・サミットで「歴史的な標準に照らせば景気回復は非常に好調だとは言えないものの」経済成長は加速するだろうとの見方を示した。

ウィリアムズ総裁は1日にカリフォルニア州ビバリーヒルズで開かれた会合で、今年の米経済成長率は2.5%の「緩やかな」ペースになると述べ、向こう数年で「ペースが幾分加速する」と予想。同総裁は3月にFRBには「追加措置を講じる必要があり、精力的に金融刺激策を適用し続けねばならない」と述べていたが、この日の会合では、追加の債券購入が必要になるのは経済成長ペースが衰えて労働市場が伸び悩む場合だけに限られるとの認識を示した。

失業率  

ウィリアムズ総裁は「私自身の考えでは、経済成長が鈍化し失業率の低下がさらに進まない状況に達するかどうかが1つの境目になると思う」と述べた。また、インフレがFRBの目標の2%を「著しく」下回った場合にも刺激策が必要になる可能性があるとした。ただ、「こうした状況を現時点では予想していない」と付け加えた。

米労働省は4日に4月の雇用統計を発表する。ブルームバーグが集計したエコノミスト予想中央値では、非農業部門雇用者数は前月比約16万1000人増、失業率は8.2%で横ばいと見込まれている。3月の雇用者数は12万人増と、昨年10月以来の低い伸びだった。

原題:Three Fed Policy Makers See No Need to Ease as EconomyGrows(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Caroline Salas Gage csalas1@bloomberg.net;ワシントン Joshua Zumbrun jzumbrun@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net

更新日時: 2012/05/02 08:28 JST

 
 
 
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