安住財務相:日中韓の相互国債購入は信頼関係深める
5月3日(ブルームバーグ):安住淳財務相は、3日にマニラで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本、中国、韓国(ASEANプラス3)の財務相・中央銀行総裁会議後の会見で、外貨準備の資金融通枠の倍増の意義や、日中韓が相互に行う国債投資の促進は3カ国の信頼関係を深めるために有効との考えを改めて強調した。
財務相は、「日中韓それぞれに持ち合いをすることが私たちの国にとってもまた韓国にとっても大変前向きな話になるじゃないかと思っている」と述べた上で、「欧州経済の影響はやはりかなり受けているという報告を受け、そういう点では金融の面で円滑に資金を調達ができるような仕組み作りをアジアでしっかり施行するということからいえば大変意義のある増資になる」と語った。
財務相によると、日中韓の国債の実際の購入額はまだ正式に決まっていないものの、韓国の国債については少額の運用から開始する。中国国債について日本は、外貨準備を活用した購入を今年3月にすでに合意している。
ASEANプラス3会議では、世界的な金融ショックからアジア地域を保護する取り組みの一環として、外貨準備の資金融通枠を2400億ドル(約19兆2800億円)に倍増することで各国が合意。危機防止で同資金枠を活用できるよう予防的な信用枠を設定するほか、国際通貨基金(IMF)に関連しない形での一段の資金利用も認めるとした。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 アンディ・シャープ asharp5@bloomberg.net
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更新日時: 2012/05/03 23:29 JSTニュース一覧
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