米GDP速報値:第1四半期は2.2%増に減速、設備投資が縮小
4月27日(ブルームバーグ):第1四半期(1-3月)の米経済成長率は市場予想を下回った。個人消費が伸びたものの、設備投資や政府支出などが成長を押し下げる要因となった。
米商務省が27日に発表した第1四半期(1-3月)の実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)速報値は前期比2.2%増だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は2.5%増だった。昨年第4四半期は3%増だった。
BNPパリバのチーフ北米エコノミスト、ジュリア・コロナド氏(ニューヨーク在勤)は、「消費者は非常に安定しており、その安定が持続している」と述べた上で、「最終需要が引き続き回復する必要がある。まだ厳しい領域にいることに変わりない」と続けた。
第1四半期の個人消費 は2.9%増と、前四半期の2.1%増から加速。市場予想は2.3%増だった。GDPへの寄与度は2ポイントだった。一方、企業の設備投資は2.1%減と、9四半期ぶりにマイナスに落ち込んだ。
企業の機器・ソフトウエアへの投資は1.7%増。これはほぼ3年ぶりの低い水準。前四半期は7.5%増だった。GDPへの寄与度は0.1ポイント。建造物投資は12%減で、2期連続マイナス。
第1四半期の在庫投資は695億ドルと前四半期の522億ドルから増加した。GDPへの寄与度 は0.6ポイントと昨年第4四半期の1.8ポイントから低下した。
連邦政府支出は5.6%減、州・地方自治体の支出も1.2%減少した。
消費加速で貯蓄率低下インフレ調整後の可処分所得は第1四半期に0.4%増、前四半期の1.7%増から大きく縮小した。所得が抑制されているところで、消費を増やしたため、貯蓄率は3.9%(前四半期4.5%)に低下した。
食品とエネルギーを除く個人消費支出(PCE)価格指数は2.1%上昇と、前四半期の1.3%上昇から加速した。
原題:U.S. Economy Grows at 2.2% Annual Rate, Less Than Forecast(3)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Shobhana Chandra schandra1@bloomberg.net
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更新日時: 2012/04/27 23:53 JST