Updated: Tokyo  2013/05/24 00:09  |  New York  2013/05/23 11:09  |  London  2013/05/23 16:09
 

シャープ:今期も300億円の純損失を予想-液晶などで苦戦続く (2)

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  4月27日(ブルームバーグ):液晶パネル国内最大手シャープ は今期(2013年3月期)連結純損益が300億円の赤字になるとの予想を示した。テレビ不振への構造改革などで過去最悪だった前期からは改善するが、液晶や太陽電池の苦戦が続く。市場予想も下回った。

ブルームバーグ・データによるアナリスト23人の今期純損失予想平均 は76億円。発表を受け、シャープ株価 はドイツ市場で前日比3.7%安まで売られた。

今期の営業利益予想も200億円と、市場予想の312億円に届かず。上期で液晶パネルの需要低迷が続くなどして450億円の赤字を計上するためだ。前期実績は376億円の赤字。

東証で会見した大西徹夫常務執行役員は、営業損益は下半期に急回復すると強調。今月に本格生産を開始した高精細の「IGZO」液晶で量産効果が次第に発揮され、7月に導入される再生可能エネルギー全量買い取り制度が太陽電池事業にも追い風になると語った。

バークレイズ・キャピタル証券の藤森裕司アナリストは「下期の回復は外部環境にも影響されるため、はっきり見通せない」とコメント。液晶事業の復調抜きで、シャープ全体の収益回復は困難だと述べた。

同社は3月、受託製造世界最大手である台湾の鴻海精密工業 との資本提携を発表。テレビ需要低迷で稼働率低下を強いられている大阪堺工場の運営会社に鴻海などから出資を受けるとともに、パネルも供給する計画だ。

大西氏は、現行の業績予想には鴻海との提携効果を織り込んでいないと説明。両社が堺工場運営会社を5年以内に上場させる方針だと27日付日本経済新聞朝刊が報じた点について、上場は鴻海の郭台銘・最高経営責任者(CEO)の意見で「われわれとしては未定だ」と語った。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 小笹俊一 sozasa@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 yokubo1@bloomberg.netMichael Tighe mtighe4@bloomberg.net

更新日時: 2012/04/27 18:24 JST

 
 
 
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