Updated: Tokyo  2013/06/20 15:48  |  New York  2013/06/20 02:48  |  London  2013/06/20 07:48
 

NY外為:ドルが下落、FRB議長発言で-追加措置の用意

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  4月25日(ブルームバーグ):25日のニューヨーク外国為替市場ではドルが主要通貨の大半に対して下落。バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長が景気浮揚で必要とあれば、追加の行動をとる準備がなお整っていると述べたことを受け、ドル増刷への懸念が高まった。

バーナンキ議長の発言はFOMC後の記者会見で述べられたもの。FOMCはこの日、政策金利を据え置いた一方で、向こう数四半期は緩やかな成長にとどまり、その後徐々に加速するとの予想を示した。バーナンキ議長の発言後、ドルは対円での上げ幅を縮小した。南アフリカ・ランドとオーストラリア・ドル、カナダ・ドルは株式相場の上昇に伴い上昇した。

ウェルズ・ファーゴの主任為替ストラテジスト、ニック・ベネンブローク氏(ニューヨーク在勤)は、「バーナンキ議長発言が金融当局の見通しに色を付けたのは確かだ」と述べた。「議長が追加措置を講じる用意があることが示唆された。議長は金融政策の決定に際しては忍耐強く、慎重に行動する人だと市場では受け止められている」と続けた。

ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対ユーロで0.2%下落して1ユーロ=1.3217ドル。ドルは対円でほぼ変わらずの1ドル=81円34銭。円は対ユーロで0.2%下落して1ユーロ=107円52銭。

ランドは対ドルで0.6%高、豪ドルは0.4%上昇。カナダ・ドルも0.4%上昇した。

景気浮揚策は通常、リスクの高い資産に恩恵を与える。投資家が日本や米国といった国の低金利を敬遠し、高リターンを求めるためだ。

バーナンキ議長の記者会見

バーナンキ議長は記者会見で、「われわれは引き続き、今の景気回復を維持し、インフレが目標値付近で推移するよう、必要に応じて追加の行動を取る用意がある」と述べた。

米金融当局者は失業率予想を下方修正し、成長率予想を上方修正した。その一方で、政策金利を少なくとも2014年遅くまではゼロ付近で維持する方針をあらためて確認した。

FOMCメンバーの今年の成長および失業率予測によると、中央傾向は今年第4四半期の失業率が平均7.8-8%。1月時点では8.2-8.5%だった。成長率は2.4-2.9%と、1月の2.2-2.7%から上方修正された。

朝方に発表された米耐久材受注額もドルにとって売り材料だった。米商務省が発表した3月の製造業耐久財受注額は前月比で4.2%減少。これは景気後退最中の2009年1月以来で最も大きな下げとなった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は1.7%減だった。前月は1.9%の増加だった。

ドルが年初来で2.6%下落

先進10カ国の通貨で構成されるブルームバーグ相関加重通貨指数によると、ドルは年初から2.6%下落。円は8.5%安となっている。

英ポンドは対ドルで一時0.4%下落した。1-3月(第1四半期)の英経済は前期比で縮小。これで2四半期連続のマイナス成長となった。

ユーロは一時対ドルで下落。フランス大統領選の第1回投票で首位となった社会党のオランド候補が欧州の財政協定について、自身が当選すれば現行のままでの批准はないと述べたことが手掛かりだった。

原題:Dollar Falls as Bernanke Says He’s Prepared to Add MoreStimulus(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Catarina Saraiva asaraiva5@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net

更新日時: 2012/04/26 07:10 JST

 
 
 
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